松尾勝人
松尾 勝人(まつお かつひと、1940年9月21日 - 2007年1月)は、長崎県出身の俳優。
まつお かつひと 松尾 勝人 | |
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生年月日 | 1940年9月21日 |
没年月日 | 2007年1月 |
出生地 | , 長崎県 |
職業 | 俳優 |
ジャンル | テレビ・映画 |
活動期間 | 1967年 - 2007年 |
著名な家族 |
松尾昭典(兄) 松尾正武(甥) |
主な作品 | |
テレビドラマ 『必殺シリーズ』 |
人物・略歴
編集大映京都・松竹京都映画製作の作品を中心に、現代劇・時代劇問わず膨大な作品に脇役として出演。
瓦版屋が人気で、必殺シリーズでは「ご存知松ちゃんの瓦版だよ」と、レギュラーのごとく使われたこともあった。人懐こい笑顔でスター、監督たちに可愛がられ、舞台でも活躍した。
特技の長崎弁を生かし、ドラマ『長崎ぶらぶら節』で方言指導を務めた。
出演
編集テレビドラマ
編集- 仮面の忍者赤影 第35話・第42話(1967年、KTV)
- 新三匹の侍(1970年、CX)
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- 必殺仕掛人
- 第2話「暗闘仕掛人殺し」(1972年9月9日)
- 第17話「花の吉原地獄の手形」(1972年12月23日)
- 第18話「夢を買います恨みも買います」(1972年12月30日)
- 第19話「理想に仕掛けろ」(1973年1月6日) - 浪士 杉浦
- 必殺仕置人 第25話「能なしカラス爪をトグ(=の)」(1973年10月6日)
- 助け人走る
- 第13話「生活大破滅」(1974年) - 袖吉
- 第22話「父子大相剋」(1974年) - 職人
- 第28話「国替大精算」(1974年) - 彦造
- 第29話「地獄大搾取」(1974年) - 信助
- 第30話「賃金大仕掛」(1974年) - 瓦版屋
- 暗闇仕留人
- 第2話「試して候」(1974年) - 客
- 第15話「過去ありて候」(1974年) - 同心
- 第16話「間違えて候」(1974年) - 駕篭
- 第25話「晒されて候」(1974年) - 野次馬
- 必殺必中仕事屋稼業
- 第8話「寝取られ勝負」(1975年) - そば屋の客
- 第9話「からくり勝負」(1975年) - 魚屋
- 第11話「表を裏で勝負」(1975年) - 飛脚
- 第13話「度胸で勝負」(1975年) - 門番
- 第15話「大当たりで勝負」(1975年) - 飛脚
- 第16話「仕上げて勝負」(1975年) - チンドン屋
- 必殺仕置屋稼業
- 第7話「一筆啓上 邪心が見えた」(1975年) - 松吉
- 第19話「一筆啓上 業苦が見えた」(1975年) - 同心
- 第26話「一筆啓上脅迫が見えた」(1975年) - 風呂の客
- 必殺仕業人
- 第4話「あんたこの親子をどう思う」(1976年) - 牢番
- 第7話「あんたこの仇討どう思う」(1976年) - 与吉
- 第12話「あんたこの役者どう思う」(1976年) - 百姓
- 第14話「あんたこの勝負をどう思う」(1976年) - 客
- 第16話「あんたこの無法をどう思う」(1976年) - 大工
- 第16話「あんたこの掠奪をどう思う」(1976年) - 町人
- 第27話「あんたこの逆恨をどう思う」(1976年) - 同心
- 必殺からくり人
- 第3話「賭けるなら女房をどうぞ」(1976年) - 村の男
- 第4話「息子には花婿をどうぞ」(1976年) - 町人
- 第5話「粗大ゴミは闇夜にどうぞ」(1976年) - 中番頭
- 第7話「佐渡からお中元をどうぞ」(1976年) - 警備の侍
- 第11話「私にも父親をどうぞ」(1976年) - 店の男
- 必殺からくり人・血風編
- 第6話「悲恋を葬る紅い涙」(1976年) - 傭兵
- 第9話「小判が眼をむく紅い闇」(1976年) - 次平
- 新・必殺仕置人
- 第1話「問答無用」(1977年1月21日) - 職人
- 第3話「現金無用」(1977年) - 葬儀屋
- 第5話「王手無用」(1977年2月18日) - 金次の手下
- 第7話「貸借無用」(1977年3月4日) - 小者
- 第10話「女房無用」(1977年3月25日)
- 第13話「休診無用」(1977年4月15日) - 職人
- 第18話「同情無用」(1977年) - 手代
- 第19話「元締無用」(1977年) - 遊び人
- 第21話「質草無用」(1977年) - 町の男
- 第23話「訴訟無用」(1977年) - 引廻しの同心
- 第24話「誘拐無用」(1977年) - 番頭
- 第25話「濡衣無用」(1977年) - 役人
- 第26話「抜穴無用」(1977年) - テキ屋
- 第31話「牢獄無用」(1977年) - 同心
- 第32話「阿呆無用」(1977年8月26日) - 役人
- 第33話「幽霊無用」(1977年9月2日) - 同心
- 第39話「流行無用」(1977年) - 小間物屋番頭
- 新・必殺からくり人
- 第2話「東海道五十三次殺し旅 戸塚」(1977年) - 手代松吉
- 第6話「東海道五十三次殺し旅 日坂」(1977年) - 男衆
- 第8話「東海道五十三次殺し旅 藤川」(1978年) - 馬方
- 第9話「東海道五十三次殺し旅 鳴海」(1978年) - 掏摸
- 第11話「東海道五十三次殺し旅 庄野」(1978年) - 商人
- 江戸プロフェッショナル・必殺商売人
- 第5話「空桶で唄う女の怨みうた」(1978年) - 同心
- 第6話「手折られ花は怨み花」(1978年3月24日) - 侍
- 第7話「嘘か真実かまことが嘘か」(1978年) - ポン引き
- 第9話「非行の黒い館は蟻地獄」(1978年) - 番頭
- 第10話「不況に新商売の倒産屋」(1978年) - 手代
- 第19話「親にないしょの片道切符」(1978年) - 同心
- 第22話「殺した奴をまた殺す」(1978年) - 同心
- 第23話「他人の不幸で荒稼ぎ」(1978年) - 番太
- 第24話「罠にはまって泣く主水」(1978年) - 役人
- 必殺からくり人・富嶽百景殺し旅
- 第3話「駿州片倉茶園ノ不二」(1978年) - 駕篭屋
- 第4話「神奈川沖浪裏」(1978年) - 幇間
- 第5話「本所立川」(1978年) - 分銅屋番頭
- 第9話「深川万年橋下」(1978年) - 小倹使
- 第12話「東海道金谷」(1978年) - 配下
- 第14話「凱風快晴」(1978年) - せり人
- 翔べ! 必殺うらごろし
- 第2話「突如奥方と芸者の人格が入れ替わった」(1978年) - 中盆
- 第3話「突如肌に母の顔が浮かび出た」(1978年) - 百姓
- 第7話「赤い雪を降らせる怨みの泣き声」(1979年) - 使者
- 第14話「額の傷が見た! 恐怖のあしたを」(1979年) - 番頭
- 第15話「馬が喋べった! あんた信じるか」(1979年) - 竹乃屋主人
- 第16話「病床で危篤の男が銭湯にいた!」(1979年) - 番太
- 第18話「抜けない刀が過去を斬る!」(1979年) - 門番
- 第19話「童が近づくと殺人者が判る」(1979年) - 三次
- 第22話「死人が教えた金のありか」(1979年) - お民の夫
- 必殺仕事人
- 第3話「仕事人危うし! あばくのは誰か?」(1979年) - 同心
- 第10話「木曽節に引かれた愛のその果ては?」(1979年) - 勝蔵配下
- 第11話「極悪人ほどよく眠れるか?」(1979年) - 越後屋番頭
- 第17話「鉄砲で人を的にした奴許せるか」(1979年) - 同心
- 第18話「武器なしであの花魁を殺れるのか?」(1979年) - 屋台の親爺
- 第22話「登城の大名駕籠はなぜ走るのか?」(1979年) - 目明し
- 第25話「裏の裏のそのまた裏に何があるのか?」(1979年) - 上州屋主人
- 第26話「半吉は女の愛で立ち直れるか?」(1979年) - 町の男
- 第29話「新技 腰骨はずし」(1979年) - 屋台の客
- 第33話「炎技 半鐘撲り」(1980年) - 同心
- 第36話「合掌技 地獄落し」(1980年) - 若旦那
- 第48話「表技魔の鬼面割り」(1980年) - 遊び人
- 第50話「嘘技無用試し斬り」(1980年) - 大家
- 第53話「惚れ技情炎半鐘割り」(1980年) - 町人甲
- 第57話「逆さ技大どんでん崩し」(1980年) - 番太
- 第64話「崩し技 真偽友禅染め落し」(1980年) - 同心
- 第70話「慕い技 神輿暴れ突き」(1980年) - 漁師
- 第71話「絞り技一揆助命脳天突き」(1980年) - 門番
- 第75話「訴え技火だるま身替り消し」(1980年) - 瓦版売り
- 第79話「隠し技潜入喉輪攻め」(1980年) - 野分の参二
- 第80話「踊り技回り舞台振り落し」(1980年) - 町の人
- 第81話「捜し技高利蟻地獄斬り」(1981年) - 魚屋太吉
- 第82話「激闘技地獄道暴れ斬り」(1981年) - 屋台の客
- 第84話「散り技仕事人危機激進斬り」(1981年) - 牢屋敷の番人
- 必殺仕舞人 第2話「さんさ時雨は涙雨・仙台」(1981年) - 町の男
- 新・必殺仕舞人
- 第5話「会津磐梯山 涙の嫁入り」(1982年) - 問屋
- 第12話「けだもの狩りにはしげさ節」(1982年) - 村人
- 新・必殺仕事人
- 第2話「主水 気分滅入る」(1981年) - 町役人
- 第7話「主水女の気持わかります」(1981年6月19日) - 手代
- 第11話「主水ふてくされる」(1981年7月17日) - 同心
- 第12話「主水金一封あてにする」(1981年7月24日) - 同心
- 第25話「主水猫を逮捕する」(1981年11月6日) - 神主
- 第26話「主水仮病休みする」(1981年11月27日) - 番頭
- 第30話「主水御用納めする」(1981年12月25日) - 番頭
- 第32話「主水安心する」(1981年1月15日) - 船奉行
- 第33話「主水粗食に我慢する」(1981年1月22日) - 職人
- 第41話「主水 父親捜しする」 - 同心
- 第45話「主水心配する」(1981年4月16日) - 同心
- 第50話「主水金魚の世話する」(1981年5月21日) - 瓦版屋
- 第53話「主水甘味対策する」(1981年6月11日) - 菓子屋
- 必殺渡し人
- 第7話「お化け屋敷で渡します」(1983年8月19日) - 木戸番の男
- 第11話「浮世絵の舞台で渡します」(1983年9月23日) - 貸本屋
- 第12話「二人がかりで渡します」(1983年10月7日) - 商人
- 第13話「秋雨の中で渡します」(1983年10月14日) - 下っ引き
- 必殺仕事人IV
- 第7話「主水 忘年会の幹事でトチる」(1983年12月7日) - 医者
- 必殺仕事人V・激闘編
- 第19話「主水、羊かんをノドにつめる」(1985年4月18日) - 番頭
- 必殺まっしぐら!
- 第1話「秀が帰って来た!」(1986年8月8日)- 客
- 第12話「相手は江戸の大魔王」(1986年)-矢場の客
- 必殺橋掛人
- 第2話「佃島のおとめ魚を探ります」(1985年) - 漁師
- 第9話「柴又帝釈天のトラを探ります」(1985年) - 子分
- 第11話「板橋のウラ仕掛けを探ります」(1985年) - 人足
- 第13話「子連れ刺客の魔剣を探ります」(1985年) - 家臣
- テレビスペシャル
- 必殺シリーズ10周年記念スペシャル 仕事人大集合(1982年10月1日)
- 必殺仕事人ワイド 大老殺し 下田港の殺し技珍プレー好プレー(1987年10月2日)
- 必殺仕掛人
- 白獅子仮面(1973年、NTV)
- おしどり右京捕物車 第6話「奪(うばう)」(1974年5月9日、ABC)
- 斬り抜ける 第3話「お札くずれ」(1974年10月17日、ABC)
- 痛快!河内山宗俊 第13話 鯉が命の子守唄(1975年、CX)
- お耳役秘帳 (1976年、KTV)
- 第7話「女やもめの花が散る」 - 忠助
- 第12話「情のかけ橋を渡れ」 - 仲間
- 第14話「引き裂かれた肌」 - 職人
- 第17話「お耳役狩り」 - 侍
- 第22話「一か八かの挑戦」 - 亀吉
- 第24話「どうせこの世は怨み花」 - 口入れ屋
- 夫婦旅日記 さらば浪人 第1話(1977年、CX)
- 新選組始末記(1977年、MBS)
- 新木枯し紋次郎 (1977年、12ch)
- 不死蝶(1978年、MBS)
- 土曜ワイド劇場(ABC)
- 「京都殺人案内1 花の棺」(1979年4月21日)
- 「京都殺人案内3 嫁ぎ先の謎」(1980年6月21日)
- 「フルムーン探偵日本三景めぐり」(1984年10月20日)
- 日本名作怪談劇場(1979年、12ch)
- 時代劇スペシャル(CX)
- 「着ながし奉行」(1981年5月1日)
- 「薩摩飛脚〜お庭番連続暗殺の謎と背景」(1982年6月11日)
- 「岡っ引どぶ 風車殺人事件〜おぼろ月娘かえらぬその夜に…」(1983年6月3日)
- 「花笛伝奇〜連続美女殺人事件!!そこに不思議な白頭巾の影が…」(1983年7月1日)
- 赤かぶ検事奮戦記(ABC)
- 第2シリーズ 第3話「趣味は泥棒」(1981年12月11日)
- 第2シリーズ 第11話「悪女が匂う」(1982年2月12日)
- 赤かぶ検事奮戦記IV 第9話「邪淫の争い」(1986年1月24日)
- 赤かぶ検事の逆転法廷 第6話「必殺!?分身殺人」(1992年2月) - 近藤茂久
- 斬り捨て御免!(1982年、TX)
- 第3シリーズ 第3話「生か死か断崖に揺れる二人」
- 第3シリーズ 第7話「謀略血で染めた御用金強奪」
- 第3シリーズ 第10話「怪盗を追え 死のおとり作戦」
- ザ・サスペンス「金田一耕助の傑作推理2 ミイラの花嫁 嵐の夜にうぶ声が聞こえる」(1983年8月13日、TBS)
- 眠狂四郎円月殺法(1982年、TX)
- 月影兵庫あばれ旅(TX)
- 第1シリーズ 第3話「蔭で糸引く奴の顔」(1989年)
- 第1シリーズ 第8話「殺したのは私じゃない」(1989年)
- 第2シリーズ 第1話「江戸で悪を斬る!」(1990年)
- 第2シリーズ 第9話「野良犬の牙!」(1990年)
- 神谷玄次郎捕物控 第7話「針の光」(1990年、KTV)
- 鬼平犯科帳(CX / 松竹)
- 第2シリーズ
- スペシャル「雲竜剣」(1990年) - 「ひたちや」の主人
- 第12話「雨乞い庄右衛門」(1991年)
- 第16話「白と黒」(1991年)
- 第4シリーズ 第15話「女密偵・女賊」(1993年)
- 第5シリーズ 第4話「市松小僧始末」(1994年)
- 第6シリーズ 第4話「浮世の顔」(1995年)
- 第7シリーズ
- 第2話「男のまごころ」(1996年)
- 第14話「逃げた妻」(1997年)
- 第8シリーズ 第2話「瓶割り小僧」(1998年)
- 鬼平犯科帳スペシャル 一本眉(2007年)
- 第2シリーズ
- 岡っ引どぶ 第1話「悪魔の小箱殺人事件」(1991年、CX / 映像京都)
- 金曜エンタテイメント (CX)
- 「赤い霊柩車7 双子の棺」(1997年4月11日)
- 「京都祇園入り婿刑事事件簿シリーズ」(1997年〜2004年)
- 剣客商売(CX / 松竹)
- 第2シリーズ 第10話「雨の鈴鹿川」(2000年) - 市助
- 第4シリーズ
- 第5話「東海道見附宿」(2003年) - 平吉
- 第11話「待ち伏せ」(2003年) - 用人
- 盤嶽の一生 第4話「みちづれ」(2002年、CX / 映像京都)- 船頭
- 斬り抜ける 第3話
- 五瓣の椿
- 八丁堀の七人
映画
編集- やさぐれ刑事(1976年) - 大阪空港の刑事
- 必殺!主水死す(1996年)
- 化粧師 KEWAISHI(2002年)
舞台
編集Vシネマ
編集参考文献
編集- エクラン社HP(閉鎖)