松姫峠
山梨県にある峠
松姫峠(まつひめとうげ)は、山梨県北都留郡小菅村と山梨県大月市の間にある峠である。標高は1,250m。
松姫峠 | |
---|---|
松姫峠 | |
所在地 | 山梨県北都留郡小菅村・大月市 |
座標 | 北緯35度43分39秒 東経138度56分58秒 / 北緯35.72750度 東経138.94944度座標: 北緯35度43分39秒 東経138度56分58秒 / 北緯35.72750度 東経138.94944度 |
標高 | 1,250 m |
山系 | 大菩薩連嶺・奥秩父山塊 |
通過路 | 国道139号 |
プロジェクト 地形 |
概要
編集名称の由来は、戦国時代に武田信玄の娘である松姫が、織田信長の軍勢から逃れるためにこの峠を越えたとされることによる[1]。
現在は国道139号(旧道)がこの峠を通っている。急峻な地形のため、狭隘な1車線区間が多くヘアピンカーブが連続する道だが、2014年(平成26年)にこの峠の下を貫く松姫トンネル(3066m)が完成し、同トンネルを含めた松姫バイパス(総延長3800m)が同年11月17日に供用開始された[2]。 尚、当初は2012年(平成24年)度の完成予定であったが、工事の遅れにより約2年遅れの供用開始となった[3]。
また、バイパス完成に伴い大月側のバイパス分岐点から松姫峠間で法面工事が2015年3月14日より同年9月30日まで行われていたため、通行止めであった。工事完了後からしばらくの間は全線の通行ができていたが、のちに通行の危険があるため通行止めとなっており再開通時期は不明となっている[4]。このため、車両でのアプローチは小菅側からのみとなっている。