東本慎也
日本の化学者
東本 慎也(ひがしもと しんや)は、日本の化学者。大阪工業大学工学部応用化学科教授。工学博士(大阪府立大学)。日本エネルギー学会関西支部幹事。触媒学会2019/2020代議員 [1][2]。
経歴
編集1992年兵庫県立兵庫高等学校卒業。1996年大阪府立大学工学部(現在の大阪公立大学工学部)応用化学科卒業。2001年同大学大学院工学研究科物質系専攻博士後期課程修了、工学博士(大阪府立大学)。パリ第6大学(現在のソルボンヌ大学) 博士研究員を経て、 2003年大阪工業大学工学部応用化学科に着任。2012年同学科准教授、2021年同学科教授。
主な著書
編集主な研究
編集- 再生可能エネルギー創出技術に関する種々の太陽電池の作製
- エネルギー貯蔵型光誘起キャパシターの開発 - 矢崎科学技術振興記念財団 奨励研究助成
- 量子ドット太陽電池・光二次電池の開発
- 銅-インジウム系複合硫化物を光増感剤とした湿式型太陽電池の創出
- 可視光応答型の光触媒の開発
- 光触媒を用いた新規光有機合成反応の構築
- カーボンナイトライドを用いた光機能性材料の創出
エネルギー化学の啓蒙活動として、科学技術振興機構(JST)国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」支援「再生可能エネルギーの創出を目指すチーム研修型体験プログラム」2018に協力し、インドネシアのウィドヤ・マンダラ・カトリック大学の学生チームへ「種々の太陽電池の作製」体験・講義を行うなど、国際交流の推進に貢献している[4]。