東山駅 (奈良県)
奈良県生駒市にある近畿日本鉄道の駅
東山駅(ひがしやまえき)は、奈良県生駒市東山町にある、近畿日本鉄道(近鉄)生駒線の駅。駅番号はG22。
東山駅* | |
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駅舎外観(2008年1月) | |
ひがしやま Higashiyama (近畿大学奈良病院・菊美台住宅地) | |
◄G21 萩の台 (0.9 km) (1.3 km) 元山上口 G23► | |
所在地 | 奈良県生駒市東山町1144-12 |
駅番号 | G22 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | G 生駒線 |
キロ程 | 7.0 km(王寺起点) |
電報略号 | ヒヤマ |
駅構造 | 橋上駅 |
ホーム | 2面2線** |
乗車人員 -統計年度- |
1,708人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)9月21日* |
副駅名は近畿大学奈良病院・菊美台住宅地。
歴史
編集1927年に臨時駅の茸山駅(たけやまえき)として開業した[1]。その後生駒線沿線は大阪のベッドタウンとして開発が進行し、当駅周辺でも住宅地の開発が行われることになったため、1993年に路線の曲線改良工事の一環で東に約60メートル移設された[2]。移設に伴い鉄骨平屋建ての駅舎と相対式ホーム2面が新たに設置されている[2]。
年表
編集駅構造
編集相対式2面2線のホームを持つ橋上駅。掘割に立地しているため、改札口および駅出入口(1か所のみ)が地平レベルとなっている。相対式ホームでありながら1番のりばの線路は王寺方(南端)が行き止まりのため、原則として上下列車とも2番のりばを使用し、1番のりばは生駒駅 - 当駅間を結ぶ区間列車の専用ホームとなっている(折返し列車のない時間帯は閉鎖される)。このため当駅での列車行き違いは不可能である。ただし王寺方のトンネル部分は複線化もしくは交換駅化に対応可能な構造で建設されている。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | G 生駒線 | 上り | 生駒方面[8] | 当駅折り返し専用 |
2 | 王寺からの列車 | |||
下り | 王寺方面[8] |
特徴
編集利用状況
編集近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[9]。かつて近鉄不動産による宅地造成が行われるまで駅周辺には殆ど何もなく、線内でも非常に利用客の少ない駅であった。
- 2023年11月7日:3,034人
- 2022年11月8日:2,991人
- 2021年11月9日:2,959人
- 2018年11月13日:3,761人
- 2015年11月10日:3,802人
- 2012年11月13日:3,566人
- 2010年11月9日:3,761人
- 2008年11月18日:3,875人
- 2005年11月8日:3,844人
駅周辺
編集バス路線
編集エヌシーバス(東山駅バス停) ※2009年12月24日時点の運行路線
- 96系統:近畿大学奈良病院 行(菊美台四丁目経由)
- 97系統:東山駅→中央公園北→南公園前→北小学校前→緑ヶ丘北→東山駅(緑ヶ丘循環)
平群町コミュニティバス
- 北ルート(長屋くん号):上庄・平群駅・椹原方面 - 1日4往復
- 西山間ルート:福貴畑方面 - 1日2.5往復
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、25頁。ISBN 978-4-10-790026-5。
- ^ a b c d 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、438頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ 『信貴生駒電鉄社史』近畿日本鉄道、1963年、22頁
- ^ a b 『信貴生駒電鉄社史』近畿日本鉄道、1963年、116頁
- ^ 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、18頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年2月29日閲覧。
- ^ “10月1日から近鉄が県下26駅を実質無人化(巡回対応)に―利用者の安全対策など申し入れ” (2021年10月1日). 2024年1月22日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|東山”. 近畿日本鉄道. 2021年7月17日閲覧。
- ^ 駅別乗降人員 生駒線 - 近畿日本鉄道