東光寺 (桶川市)
東光寺 | |
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所在地 | 埼玉県桶川市川田谷1176 |
位置 | 北緯35度58分55.5秒 東経139度32分07.8秒 / 北緯35.982083度 東経139.535500度座標: 北緯35度58分55.5秒 東経139度32分07.8秒 / 北緯35.982083度 東経139.535500度 |
山号 | 医王山 |
院号 | 泉受院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 天台宗 |
創建年 | 天長6年(829年) |
開山 | 慈覚大師円仁 |
公式サイト | 天台宗医王山泉受院東光寺 |
法人番号 | 3030005006383 |
歴史
編集829年(天長6年)、慈覚大師円仁によって開山された。円仁は近くの泉福寺を開山した折に、宿坊として「東光寺」と「西光寺」を建て、両寺に自ら刻んだ不動明王像を安置したのが当寺の起源である[1][2]。
1765年(明和2年)、宿場周辺の村落に課せられた労役「助郷」に反対する伝馬騒動が勃発、当地でも名主だった高橋甚左衛門の屋敷が襲撃され、多くの死傷者を出した。甚左衛門の子の甚八は犠牲者の菩提を弔うために出家、「常禅」と称し、当寺で彼らを供養した[1]。
1881年(明治14年)、西光寺を吸収合併し、円仁作の不動明王像を引き取った。そのため、現在は不動明王像が二体となっている[1][2]。
交通アクセス
編集- 路線バス公民館入口停留所より徒歩26分。
脚注
編集参考文献
編集- 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年