東京濾器
東京濾器株式会社(とうきょうろき、Tokyo Roki Co., Ltd. )は、低公害化等に関する各種自動車部品の開発・製造・販売を行う企業。商用車、乗用車、建機・汎用向けが中心であるが、工作機や産業機械、船舶、二輪、家電等にも展開している。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒224-0041 神奈川県横浜市都筑区仲町台3-12-3 |
設立 | 1949年3月29日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 5020001009050 |
事業内容 | 油濾過器、空気清浄器、公害除去装置、各種内燃機関用部分品の製造及び販売 |
代表者 | 代表取締役社長 岩本高明 |
資本金 | 20億円 |
売上高 | 596億円(2020年度) |
従業員数 | 990名 |
外部リンク | https://www.roki.co.jp/ |
主な製品
編集- 排ガス浄化マフラー(触媒コンバータ)
- 排ガス浄化触媒
- フィルタ
- 工作機用フィルタ
- EGRクーラ
- オイルクーラ
- オイルミストセパレータ
- 吸気システム
沿革
編集- 1949年3月 - 東京濾器株式会社設立(東京都大田区田園調布)。 内燃機関用エアクリーナ、オイルフィルタの製造・販売を開始
- 1952年4月 - 技術部門を設置し濾紙開発をスタート
- 1955年6月 - 本社・工場を神奈川県川崎市武蔵小杉に移転
- 1958年2月 - 航空機用各種フィルタ防衛庁認定試験合格
- 1960年4月 - 内燃機関用マフラーの製造着手
- 1961年1月 - 名古屋・大阪・広島に営業所開設
- 1962年9月 - IBM・PCS導入し事務電算化を開始
- 1964年5月 - 横浜工場完成 エレメントの生産体制確立ディーゼル用白金触媒浄化マフラー開発
- 1965年10月 - 全国8営業所体制確立
- 1966年9月 - 横浜工場で新製品「スロアウェイ型カートリッジフィルタ」生産開始
- 1966年12月 - 草津工場完成(滋賀県)エアクリーナ生産開始
- 1967年7月 - 排気ガス浄化マフラー実車走行試験を開始
- 1969年4月 - 広島工場完成 エアクリーナ生産開始
- 1971年4月 - 相模工場完成(神奈川県)オイルクーラ生産開始
- 1972年4月 - 東京濾器技術センター開設。フィルタ関係研究設備でわが国最大規模となる
- 1974年10月 - 浜松工場完成(現(株)東京濾器名倉製作所)カートリッジフィルタの量産体制確立
- 1976年3月 - 大月工場完成(山梨県) エアクリーナの生産開始
- 1976年11月 - 乾式複写 機用トナーフィルタエレメント開発
- 1979年11月 - 本社を横浜市港北区新横浜に移転
- 1984年3月 - 技術センターを本社ビルへ移転
- 1984年4月 - 横浜工場開設。特殊機器製品開発拠点とする
- 1985年6月 - コンピュータによる構造解析システム導入
- 1992年4月 - TIS(全社オンライン統合ネットワークシステム)全面 稼働
- 1995年8月 - 現本社・研究棟完成 本社を横浜市都筑区港北ニュータウンに移転
- 1996年8月 - 現相模第1相模工場完成(神奈川県) 相模研究棟完成(神奈川県) EGRクーラ生産開始
- 1997年1月 - 現相模第1工場(神奈川県)本格稼働開始
- 2000年12月 - 相模第2研究棟完成(神奈川県)
- 2001年1月 - 相模第2工場完成(神奈川県)樹脂インマニ(LCI)生産開始
- 2001年2月 - (株)ユニバーサルキャタシステムズ設立
- 2001年10月 - 東濾触媒(株)設立(広島県)
- 2006年8月 - 中国蘇州工場完成 (東京濾器蘇州有限公司)
- 2006年10月 - ISO9001認証取得 JQA-QMA12983
- 2008年5月 - 相模第3工場完成(神奈川県相模原市)
- 2010年11月- タイ・アマタ工場完成(東京濾器タイランド)
- 2013年11月 - メキシコ工場完成(東京濾器メキシコ) タイ・ゲートウェイ工場完成
- 2016年5月 - 現メキシコ工場完成・移転
- 2019年10月 - 広島R&Dセンター完成
生産拠点
編集参考文献
編集- 『神奈川の中堅150社』1997年日本経済新聞社 ISBN 9784532146306
関連項目
編集- 東計電算 - 当社の機械計算課を母体として成立。