海野碧
(来島潤子から転送)
経歴
編集長野県生まれ[1]。高校2年のときに長野県の短歌結社「白夜」に入会(福岡智恵子名義)、現在は幹部同人。専門学校卒業後、1971年、「眩暈」(来島潤子名義)で第14回女流新人賞(中央公論社)受賞。1976年、「海の幸」(来島潤子名義)が、第19回群像新人文学賞で受賞作の村上龍「限りなく透明に近いブルー」に次ぐ優秀作に選ばれた。その後、英語塾講師をしながら文芸誌『群像』で短編小説を数編発表。歌人としても「真昼の縊死」「水半球」の二冊の歌集を出した。
2006年、海野夕凪名義で応募した『水上のパッサカリア』で第10回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞する[2]。以降は海野碧名義で作品を発表している。
作品リスト
編集脚注
編集出典
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 日刊ゲンダイ 第10回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞 海野碧氏に聞く - 『水上のパッサカリア』刊行時のインタビュー