条件指数 (統計学)
条件指数(英: condition index)とは、の特性根の最大から最小までの値であり、が完全な多重共線性(特異点と呼ばれる)にどれだけ近いかを示す指標である[1]。状態指数ともいう。条件数や条件変数とは別の概念である。
計算
編集条件指数は、最大の固有値とそれに続く各固有値の比の平方根として計算される。条件指数の解釈として「30より大きい指数は、強い共線性を示す」と経験則的に語られることもある[1]。
実用
編集参考文献
編集- Jackson, S. (2006). Statistics Plain and Simple (4th ed.). Cengage Learning. OCLC 958117556
脚注
編集- ^ a b Kennedy, P. (2003). A Guide to Econometrics (5th ed.). The MIT Press. ISBN 978-0262611831