村山 吉広(むらやま よしひろ、1929年12月9日[1] - )は、日本の中国学者・古典中国文学者早稲田大学名誉教授。日本詩経学会会長・日本中国学会顧問・斯文会参与。専門は中国古典学(特に詩経学)、江戸・明治の漢学漢文学

略歴

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埼玉県春日部生まれ。早稲田大学文学部卒業。同大学文学部教授。1999年定年退任、名誉教授。2016年11月、瑞宝中綬章を受章[2]

著書

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共編著

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  • 漢詩の解釈と鑑賞 唐詩を中心に 松浦友久共著 有精堂出版 1968.5
  • 中国の名詩鑑賞 10 清詩 明治書院 1976
  • 中島撫山小伝 鷲宮町教育委員会 1983.3 (鷲宮町教育委員会調査報告書)
  • 詩経研究文献目録 江口尚純共編 汲古書院 1992.10
  • 中国歴史紀行 第3巻 隋・唐 江口尚純共編 学習研究社 1997.2
  • 叢書・日本の思想家 31 佐藤一斎安積艮斎 中村安宏共著 明徳出版社 2008.3。後者を担当
  • 玉振道人詩存 關根茂世共著 明徳出版社 2012.7

翻訳

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記念論集

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  • 村山吉廣教授古稀記念中國古典學論集 汲古書院 2000.3

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.347
  2. ^ 平成28年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 18 (2016年11月3日). 2023年3月4日閲覧。