李 法(り ほう、生没年不詳)は、後漢官僚は伯度。本貫漢中郡南鄭県

略歴

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群書に広く通じ、性格は剛直であった。97年永元9年)、賢良方正科の選挙に応じて、博士に任じられた。桓帝のとき[1]侍中光禄大夫に転じた。1年あまりして、宦官が権勢をふるう朝政を批判した。また史官が事実でない記事を書く風潮をそしった。罪に問われて免官され、庶人とされた。郷里に帰り、門戸を閉ざした。家にあること8年、洛陽に召還されて議郎・諫議大夫に任じられた。正論極言を遠慮なしに吐く癖は以前どおりであった。汝南太守として出向し、その統治は評判が高かった。司隷校尉に転じた[1]。後に郷里に帰り、家で死去した。

家族

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李法の姉は、字を穆姜といい、程文矩の後妻となった。程文矩の死後、先妻の生んだ四子を分け隔てなく教導した[2]

脚注

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  1. ^ a b 華陽国志』巻10下
  2. ^ 後漢書』列女伝

伝記資料

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  • 『後漢書』巻48 列伝第38