杉本郁太郎
日本の実業家、俳人
杉本 郁太郎(すぎもと いくたろう、1902年(明治35年)1月7日 - 1989年(平成元年)4月26日)は、日本の実業家[1][2]、俳人である[2]。
経歴・人物
編集京都の生まれ[1][2]。大阪商科大学高商部(現在の大阪市立大学)卒業後[1][2]、上京し三越に入社し勤務した[2]。その後京都に戻り[1][2]、千葉県に出店していた奈良屋の経営に携わり[2]、本店移動に携わった[2]。1937年(昭和12年)には同社の社長に就任し[1]、その後はニューナラヤに商号変更して古巣の三越と連携しながら会長を歴任した[1][2]。
後に千葉県商工会議所連合会の会頭を務め[1]、千葉県美術会及び1958年(昭和33年)には日本対がん協会の千葉県支部の設立(後に副会長に就任)にも携わった[2]。また北柿の俳号で「原人」を主宰し、多くの句集を発行した[2]。
受賞歴
編集著書
編集- 『好文木』
- 『青丹』
- 『寧楽』
- 『咲く花』
- 『匂ふが如く』