杉本 悌二郎(すぎもと ていじろう、1921年1月18日 - 1988年10月25日)は、日本実業家。元ノリタケカンパニーリミテド社長会長

人物

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愛知県生まれ。旧制東京商科大学(のちの一橋大学)を卒業し、1942年日本陶器入社。

通算15年の米国生活を経て、副社長就任。1971年には米国ノリタケ社長として、磁器製食卓用品に関する米国関税委員会公聴会で証言する。

1977年日本陶器代表取締役社長就任。積極経営を進め1981年に社名をノリタケカンパニーリミテドに変更。同年脳血栓で倒れ、1982年倉田隆文を後任社長とし社長を退き、代表取締役会長就任[1]。1984年会長を退任し、相談役に就任。これまで務めていた森村グループ企業の日本碍子日本特殊陶業、東陶機器(現・TOTO)などの役員からも退く[1]

1983年中部生産性本部副会長[2]

ルター派プロテスタント[3]

1988年10月25日、敗血症のため静岡県田方郡伊豆長岡町(現・伊豆の国市)の順天堂伊豆長岡病院で67歳で死去[3]

脚注

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  1. ^ a b 1984/01/26, 日経産業新聞
  2. ^ 1983/04/08, 日経産業新聞
  3. ^ a b 1988/10/27, 日経産業新聞
先代
岩田蒼明
ノリタケカンパニーリミテド(旧日本陶器)社長
1977年 - 1982年
次代
倉田隆文