朴 永均(パク・ヨンギュン、Yong-Kyun Park、男性、1967年8月16日 - )は、韓国プロボクサーソウル市出身。元WBA世界フェザー級王者。

朴 永均
基本情報
本名 朴 永均
通称 ブルドーザー[1]
階級 フェザー級
身長 170cm
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
誕生日 (1967-08-16) 1967年8月16日(57歳)
出身地 ソウル特別市
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 32
勝ち 28
KO勝ち 16
敗け 3
引き分け 1
テンプレートを表示

典型的なファイタータイプで、「ブルドーザー」と称された。

来歴

編集

1986年12月9日、プロデビュー(初回KO勝ち)。

1987年10月31日、11戦目で韓国スーパーバンタム級王座に挑戦するが、10回判定で引き分け。

1988年7月17日、韓国スーパーバンタム級王座に再挑戦し、10回判定勝ちで王座獲得。しかし、11月27日の初防衛戦で崔在元に10回判定負け。王座から陥落すると同時にこれがプロ初敗戦となる。

1989年10月29日、1階級上の韓国フェザー級王座を獲得。国内王座2階級制覇達成。

1990年1月21日、東洋太平洋王座挑戦。OPBF東洋太平洋フェザー級王者ジョジョ・カイソン(フィリピン)に挑み、8回KO勝ち。王座獲得に成功し、その後2度の防衛に成功。

1991年3月30日、20戦目で世界王座初挑戦。母国でWBA世界フェザー級王者アントニオ・エスパラゴサベネズエラ)に挑み、12回判定勝ち。世界王座獲得を果たした。同王座は竹田益朗[1]淺川誠二[1]松本好二[1]などを相手に通算8度の防衛に成功。

1993年12月4日、9度目の防衛戦。2度目の防衛戦(1991年9月14日)でも対戦した帝拳プロモーションマネージメント契約選手エロイ・ロハスベネズエラ)と再戦し、12回判定負け。世界王座から陥落した。

1995年5月27日、世界王座返り咲きを懸け、ロハスと3度目の対決(ラバーマッチ)。前々回、前回同様フルラウンドの死闘を展開したが、12回判定負けで王座返り咲きならず。この試合を最後に引退した。

獲得タイトル

編集
  • 第24代OPBF東洋太平洋フェザー級王座(防衛2度)
  • WBA世界フェザー級王座(防衛8度)

脚注

編集
  1. ^ a b c d ボクシング・マガジン編集部 『日本プロボクシング史 世界タイトルマッチで見る50年』 ベースボール・マガジン社、2002年

関連項目

編集

外部リンク

編集
前王者
ジョジョ・カイソン
第24代OPBF東洋太平洋フェザー級王者

1990年1月21日 - 1991年3月(返上)

空位
次タイトル獲得者
クリス・サギド
前王者
アントニオ・エスパラゴサ
WBA世界フェザー級王者

1991年3月30日 - 1993年12月4日

次王者
エロイ・ロハス