本鶴来駅
かつて石川県鶴来町(現:白山市)にあった北陸鉄道の駅
本鶴来駅(ほんつるぎえき)は、かつて石川県石川郡鶴来町(現:白山市)に位置していた、北陸鉄道能美線の駅(廃駅)である。
本鶴来駅 | |
---|---|
ほんつるぎ Hontsurugi | |
◄鶴来 (0.3 km) (1.2 km) 岩本► | |
左下は本鶴来駅、右上は鶴来駅 | |
所在地 | 石川県石川郡鶴来町 |
所属事業者 | 北陸鉄道 |
所属路線 | 能美線 |
キロ程 | 0.3 km(鶴来起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)1月16日 |
廃止年月日 | 1980年(昭和55年)9月14日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
歴史
編集開業前の工事施行認可申請時には、「古町停留場」として申請[1]。
年表
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線の地上駅であり、当駅から鶴来駅までの約300 mの区間は石川線と並行して複線区間のようであった。なお、石川線側に当駅のホームは無かった[1]。
周辺
編集- 住宅が多く立ち並んでいる。
現状
編集駅跡は生活道路となっているが、貨物上屋だった建物が倉庫として使われている。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳』6号 北信越(新潮社、2008年)p.28では1932年1月16日に新鶴来駅開業とあるが、「地方鉄道運輸開始」『官報』1932年1月25日(国立国会図書館デジタル化資料)によると、1932年1月16日の天狗山 - 鶴来間の開業時には本鶴来駅という名の駅はなく、鶴来本町駅という駅があった。開業前の1931年(昭和6年)12月18日の認可申請では、この鶴来本町駅に「貨物積込場を設けて停車場にすること」となっている[1]。
出典
編集- ^ a b c RM LIBRARY 230 北陸鉄道能美線(寺田裕一・著 ネコ・パブリッシング 2018年10月1日初版)p.43