本町通り(ほんちょうどおり)は、群馬県桐生市天神町桐生天満宮鳥居前から、川岸町の盛運橋に至る道路の通称である。本町五丁目を中心に商店街となっており、末広町通りと並ぶ桐生の中心商業地である。

概要

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天正元年(1573年)に、それまでの桐生氏にかわって由良氏が桐生領を支配したことにより、柄杓山城(桐生城)と新田金山城との往来が盛んになった。桐生と太田との往来には現在の山手通りにあたる道路が用いられていたが、新たに城下町から南西へ伸びる迂回路が荒戸原に建設された[1]。この通りが現在の本町通りにあたる。

天正19年(1591年)に、桐生天満宮が現在地に遷されると、荒戸原の道路を拡幅し、通りを中心に桐生新町が形成され、今日の桐生市街地の基礎となっている。

交差・接続する道路

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沿線

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脚注

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  1. ^ 『ふるさと桐生のあゆみ』85頁

参考文献

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  • 桐生市教育委員会 『ふるさと桐生のあゆみ』 1998年平成10年)

関連項目

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