本田昌昭

日本の建築史家・建築家

本田 昌昭(ほんだ まさあき、1963年 - )は、日本の建築史家建築家。オランダ近代建築の巨匠、J.J.P.アウト研究の第一人者の一人。大阪工業大学工学部建築学科教授。博士(学術)(京都工芸繊維大学)・一級建築士日本建築学会論文集査読委員[1][2]

専門は、建築意匠建築設計建築史

略歴

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1986年京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒業後、大和ハウス工業勤務を経て、1989年京都工芸繊維大学大学院博士前期課程に入学、同大学博士後期課程修了。博士(学術)(論文: J.J.P.アウトの「デ・ステイル」期の活動に関する研究)。京都工芸繊維大学研究員などを経て、2004年大阪工業大学工学部建築学科に着任し、現在、同大学建築学科教授。一級建築士。2006年より日本建築学会論文集査読委員。2010年意匠学会論文査読者。

研究は、オランダ近代建築を中心に、西洋近代から現代建築まで、さらには、日本の近・現代建築を対象とし、建築思想や設計手法を探求している[3] [4][5]

主な所属学会は、建築史学会日本建築学会など。 主な著書は、「テキスト 建築の20世紀」(学芸出版社)、「作家たちのモダニズム」(学芸出版社) 、「デ・ステイル 1917-1932」(河出書房新社) 、建築設計演習1基礎編-図法から空間へ(鹿島出版会) など[6][7]

指導する大阪工業大学建築学科研究室のメンバーが、「ASIA YOUNG DESIGNER AWARD」2017で優秀賞[8]、日本建築学会2022年度支部共通事業設計競技で最優秀賞を受賞している[9]

脚注

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