木場茶屋駅
鹿児島県薩摩川内市木場茶屋町にある九州旅客鉄道の駅
木場茶屋駅(こばんちゃやえき)は、鹿児島県薩摩川内市木場茶屋町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
木場茶屋駅 | |
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駅入口 | |
こばんちゃや Kobanchaya | |
◄隈之城 (3.1 km) (6.3 km) 串木野► | |
所在地 | 鹿児島県薩摩川内市木場茶屋町8267 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■鹿児島本線 |
キロ程 |
5.7km(川内起点) 門司港から354.9 km |
電報略号 | チヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
33人/日(降車客含まず) -2015年- |
乗降人員 -統計年度- |
69人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)6月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
列車の設定
編集当駅に停車する列車は上下それぞれ、基本的に1時間に1本であるが、朝夕は1時間に1 - 3本運転される。鹿児島方面は多くが鹿児島中央行であるが、鹿児島・国分・都城・宮崎行も数本ある。熊本方面は全て川内行である。
歴史
編集年表
編集- 1914年(大正3年)6月1日:川内線として川内町駅(現・川内駅)から串木野駅間開通に伴い鉄道院が開設する[1]。
- 1927年(昭和2年)10月17日:海岸線全通に伴い、路線名称を鹿児島本線とする。
- 1961年(昭和36年)4月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1970年(昭和45年)8月21日:荷物扱い廃止[1][2]。無人駅化[3]。
- 1978年(昭和53年)3月:開設当時の木造駅舎から鉄骨平屋建ての駅舎に改築[4][5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承する[1]。
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカード「SUGOCA」の、当駅における供用を開始する[6]。
駅名の由来
編集開業当時の地名(薩摩郡隈之城村大字西手字木場茶屋)に由来する。
この地域は古くは焼畑農業が盛んだったことから「焼畑で作られた畑」を意味する「木場原(こばはら)」と言われる地名だった。「木場原」一帯では昔からよい水が摂れ、そこに良水を使った「御屋敷」と呼ばれる茶屋が建ち、この茶屋が「木場茶屋」という名前で親しまれたことから「木場茶屋」が地名になったという。
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地上駅である。無人駅であるが小型駅本屋があり、ホームとは跨線橋で連絡している。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)だが、簡易SUGOCA改札機のみ設置されており、チャージの取り扱いは行っていない。
また、当駅には自動券売機が設置されていない他、駅において乗車駅証明書等の発行を行っていない。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■鹿児島本線 | 上り | 川内方面 |
2 | 下り | 串木野・鹿児島中央方面 |
利用状況
編集2015年度の1日平均乗車人員は33人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2004年 | 30 | |
2005年 | 33 | |
2006年 | 35 | |
2007年 | 34 | 71 |
2008年 | 34 | 71 |
2009年 | 36 | 75 |
2010年 | 31 | 65 |
2011年 | 33 | 71 |
2012年 | 34 | 73 |
2013年 | 30 | 64 |
2014年 | 28 | 60 |
2015年 | 33 | 69 |
駅周辺
編集- 冠岳
- 筑豊ラーメン山小屋薩摩川内店
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、689頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第331号」『官報』1970年9月4日。
- ^ 「通報 ●鹿児島本線折口、牛ノ浜、肥薩大川、草道、上川内及び木場茶屋駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月4日、1面。
- ^ 「今年度中に四無人駅舎新築」『交通新聞』交通協力会、1978年1月26日、2面。
- ^ 「キュートな駅舎が誕生」『交通新聞』交通協力会、1978年4月19日、2面。
- ^ 『交通新聞』交通新聞社、2012年12月4日、1面。
関連項目
編集外部リンク
編集- 木場茶屋駅(駅情報) - 九州旅客鉄道