朝岡 康二(あさおか こうじ、1941年4月9日[1] - )は、日本文化人類学者国立歴史民俗博物館総合研究大学院大学名誉教授。専門は冶金史・鍛冶技術史

略歴

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京城生まれ。1964年東京藝術大学美術学部卒業。66年同大学院工芸専攻修士課程修了育英工業高等専門学校グラフィック工学科講師助教授、1985年教授、1986年沖縄県立芸術大学教授、1990年国立歴史民俗博物館教授・民俗研究部長、総合研究大学院大学・千葉大学教授併任、1992年「日本鉄器文化の比較民俗学的研究」で筑波大学文学博士。2003-06年沖縄県立芸術大学学長[2]

著書

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  • 『鍛冶の民俗技術』慶友社 考古民俗叢書 1984
  • 『鉄製農具と鍛冶の研究 技術史的考察』法政大学出版局 1986
  • 『南島鉄器文化の研究』溪水社 1991
  • 『鍋・釜 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1993
  • 『日本の鉄器文化 鍛冶屋の比較民俗学』慶友社 考古民俗叢書 1993
  • 野鍛冶 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1998
  • 『古着 ものと人間の文化史』法政大学出版局 2003
  • 『雑器・あきない・暮らし 民俗技術と記憶の周辺』慶友社 考古民俗叢書 2011

論文

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  1. ^ 『現代日本人名録』2002年
  2. ^ 沖縄県立芸術大学