望闕礼
望闕礼(ぼうけつれい)は、皇帝や国王と離れた場所にいて直接に拝謁できない時に、宮闕のある方を向いて礼を行う儀式である。
望闕礼 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 망궐례 |
漢字: | 望闕禮 |
発音: | マンクォルレ |
日本語読み: | ぼうけつれい |
中国から冊封を受けていた李氏朝鮮では、元旦、冬至、聖節(中国皇帝の誕生日)、千秋節(中国皇太子の誕生日)に、朝鮮国王が漢城(ソウル)から中国皇帝がいる北京の方向を向いて遥拝する望闕礼を行っていた[1]。
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 桑野栄治「朝鮮成宗代の儀礼と外交:『経国大典』成立期の対明遥拝儀礼」 久留米大学文学部紀要. 国際文化学科編 20, 83-122, 2003-03
- 桑野栄治「朝鮮中宗代における対明遥拝儀礼:一六世紀前半の朝鮮と明・日本」 久留米大学文学部紀要. 国際文化学科編 24, 105-143, 2007-03