最高の人生の見つけ方

2007年のアメリカ映画

最高の人生の見つけ方』(さいこうのじんせいのみつけかた、原題: The Bucket List)は、2007年アメリカ映画

最高の人生の見つけ方
The Bucket List
監督 ロブ・ライナー
脚本 ジャスティン・ザッカム
製作 ロブ・ライナー
クレイグ・ゼイダン
ニール・メロン
アラン・グライスマン
製作総指揮 ジャスティン・ザッカム
トラヴィス・ノックス
ジェフリー・ストット
出演者 ジャック・ニコルソン
モーガン・フリーマン
音楽 マーク・シャイマン
主題歌 ジョン・メイヤー「Say」
撮影 ジョン・シュワルツマン
編集 ロバート・レイトン
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 2007年12月25日
日本の旗 2008年5月10日
上映時間 97分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $45,000,000[1]
興行収入 $175,372,502[1]
日本の旗 13.5億円[2]
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2019年に日本でリメイクされた映画版も本項で説明する。

概要

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余命6か月を宣告された2人の男が、死ぬ前にやり残したことを実現するために共に冒険に出るハートフル・ストーリー。

アメリカでは2007年12月25日に先行上映、2008年1月11日に拡大公開され、週末の全米興行収入で1位を記録。日本では2008年5月10日に公開され、初登場2位を記録した。

キャッチコピーは、“We live, we die. Wheels on the bus go round, and round.”[3](人は生き、人は死ぬ ― 世の中はその繰り返しだ)[4]

あらすじ

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勤勉実直な自動車修理工のカーターは、がんの宣告を受け治療のために入院するが、同じ病室に喚き散らす患者エドワードがやってくる。彼は大富豪でこの病院の経営者でもあったが、1部屋2人という徹底した合理化策をとっていたために逆らえず、身の周りを秘書のトーマスがみている。 当初は毛嫌いしていたエドワードだったが次第に打ち解け、身の上話もするようになる。しかし二人とも余命6か月と告げられていた。 ある日、カーターが書き留めていたメモ「棺桶リスト」をエドワードが見つける。そこには、死ぬまでにやりたいことがリストアップされていた。見ず知らずの人に親切にする、死ぬほど笑う、など。そこにエドワードは、スカイダイビング、世界一の美女にキスをする、などを書き足し、二人はそれを実現する旅に出る。 まずスカイダイビングに挑戦、マスタングGTに乗ってレース、移動はプライベート・ジェットという豪華な旅が始まる。 ある時、結婚はしたが子どもはいないと言っていたエドワードから「実は音信不通のエミリーという娘がいる」ことを打ち明けられ、カーターはリストに「娘と再会を果たす」を追加するが、エドワードからは拒否されてしまう。 二人は旅の途中で喧嘩もする。香港のバーではカーターが女性に誘われるが、裏でエドワードが工作したものと知ってカーターが怒り、カーターの発案で車をそっとエミリー宅に向けてエドワードが怒る。 やがてカーターは家族が待つ賑やかな家に帰るが、その夜痙攣を起こして再び病院に運ばれ、病室で再会した二人はその仲を取り戻す。しかし、がんが脳に転移していたカーターは帰らぬ人となる。 カーターが残した手紙でその気持ちを知ったエドワードは、娘と孫娘に対面し、カーターの葬儀では弔辞を読み、残されたリストを次々クリアしていく。 やがてエドワードも亡くなり、秘書のトーマスは二人の遺灰を吹雪で登頂を諦めたエベレストの頂上に安置した。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹き替え
ソフト版 テレビ朝日[5]
エドワード・コール ジャック・ニコルソン 勝部演之 内海賢二
カーター・チェンバーズ モーガン・フリーマン 坂口芳貞
トマス ショーン・ヘイズ 横堀悦夫 藤原啓治
バージニア・チェンバーズ ビヴァリー・トッド 野沢由香里 玉井碧
ホリンズ医師 ロブ・モロー 志村知幸 村治学
  • ソフト版吹き替え - DVDBD収録
演出 - 簑浦良平、翻訳 - 桜井裕子、制作 - マイ・ディア・ライフ
その他吹き替え - 天田益男山田美穂鳥畑洋人鉄野正豊佐藤あかりたかお鷹佐々木睦林佳代子水内清光中川慶一勝田晶子うえだ星子
演出 - 鍛治谷功、翻訳 - 桜井裕子、制作 - ブロードメディア・スタジオ
その他吹き替え - 山像かおり鳳芳野藤原堅一乃村健次山野井仁杉山大中村浩太郎塾一久下田レイ小松史法中西としはる久嶋志帆武田華

スタッフ

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  • 監督:ロブ・ライナー
  • 脚本:ジャスティン・ザッカム
  • 製作:クレイグ・ゼイダン、ニール・メロン、アラン・グライスマン、ロブ・ライナー
  • 製作総指揮:ジェフリー・ストット、トラヴィス・ノックス、ジャスティン・ザッカム
  • 撮影:ジョン・シュワルツマン
  • プロダクションデザイン:ビル・ブルゼスキー
  • 編集:ロバート・レイトン
  • 音楽:マーク・シャイマン
  • 衣装デザイン:モリー・マギニス
  • キャスティング:ジェーン・ジェンキンス、ジャネット・ハーシェンソン
  • 主題歌:ジョン・メイヤー 「Say」

挿入歌

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  • The Tokens-The Lions Sleeps Tonight
  • Edith Piaf-Milord
  • Wade Hubbard-It's alright
  • Canned Heat-On the road again
  • Louigay and Édith Piaf-La vie en rose
  • Doug Legacy-Tush
  • Freed and Nacio Herb Brown-I've got a feeling you're fooling
  • Ben Jelen-Come on (予告編の採用曲)

リメイク作品

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最高の人生の見つけ方
監督 犬童一心
脚本 浅野妙子
小岩井宏悦
犬童一心
原案 ジャスティン・ザッカム著
「最高の人生の見つけ方」
製作 和田倉和利
製作総指揮 小岩井宏悦
出演者 吉永小百合
天海祐希
ムロツヨシ
満島ひかり
鈴木梨央
駒木根隆介
ももいろクローバーZ
賀来賢人
前川清
音楽 上野耕路
主題歌 竹内まりや旅のつづき
撮影 清久素延
編集 上野聡一
制作会社 プロダクション・キノ
シネバザール
製作会社 「最高の人生の見つけ方」製作委員会
配給 ワーナー・ブラザース映画
公開 2019年10月11日
上映時間 115分
製作国   日本
言語 日本語
興行収入 10.5億円[6]
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本作を原案とした同名リメイク映画が2019年10月11日に公開された。監督は犬童一心。主演は『千年の恋 ひかる源氏物語』以来、18年ぶり2度目の共演となる吉永小百合天海祐希

吉永にとっては121本目の映画出演作にして初のワーナー ブラザース ジャパン製作の邦画出演作となる[7]

キャスト(リメイク作品)

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スタッフ(リメイク作品)

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参考文献

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  1. ^ a b The Bucket List”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年1月12日閲覧。
  2. ^ 2008年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  3. ^ THE WHEELS ON THE BUS バスのうた”. 歌詞の意味・日本語訳. 2022年9月29日閲覧。
  4. ^ 日本語字幕は予告編より。
  5. ^ 最高の人生の見つけ方”. 日曜洋画劇場. 2016年7月22日閲覧。
  6. ^ 2019年 (令和元年) 全国映画概況” (PDF). 日本映画製作者連盟. 2020年1月31日閲覧。
  7. ^ “吉永小百合&天海祐希、日本版『最高の人生の見つけ方』で18年ぶり共演”. シネマトゥデイ. (2019年1月17日). https://www.cinematoday.jp/news/N0106198 date= 2019-01-17閲覧。 
  8. ^ ライブシーンは2019年2月9日横浜アリーナにて行われたももいろクローバーZの実際のライブにて撮影している。

外部リンク

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