最後の酔い
概要
編集1956年発表の曲である。
カトゥロ・カスティージョ作の詩がついて、歌われる。なお、カトゥロ・カステージョは、タンゴの楽曲 「たそがれのオルガニート」 の作曲を手がけている。
なお、curda は、ラプラタ近辺の俗語ルンファルド(lunfardo)で、「酔い」であるが、「クルド人」が元の意味で、「酔っ払ったインディオ」、「酔っ払い」、「酔い」となる。
著名な音源
編集もっともよく聴かれているものとしては、作曲者自身が率いるアニバル・トロイロ楽団の音源で、エドムンド・リベロ(Edmundo Rivero)が歌う録音がある。他のタンゴ楽団も録音を残しているが、やはりアニバル・トロイロ楽団の録音が目立つ。
また、1988年のアルゼンチン映画「スール/その先は…愛」(Sur)で、ロベルト・ゴジェネチェ(Roberto Goyeneche)が歌うシーンがある[1]。
最近では、タマンゴ(Tamango)のグループのカロリーナ・ロドリゲス・ラライアの歌が、YouTube でアップロードされている[2]。
その他、ヌエバ・カンシオンの旗手である、チリのキラパジュンもカバーを残している(アルバム「Quilapayún 5」に収録)。