春野町 (静岡県)

日本の静岡県周智郡にあった町

春野町(はるのちょう)は、静岡県に存在した周智郡に属した。遠州北部の北遠と呼ばれる地域にあった。

はるのちょう
春野町
秋葉山本宮秋葉神社
春野町旗
春野町旗
春野町章
春野町章
春野町旗 春野町章
1967年(昭和42年)6月1日]制定
廃止日 2005年7月1日
廃止理由 編入合併
浜北市天竜市引佐郡引佐町細江町三ケ日町浜名郡雄踏町舞阪町磐田郡佐久間町水窪町龍山村周智郡春野町浜松市
現在の自治体 浜松市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
周智郡
市町村コード 22462-6
面積 252.17 km2
総人口 3,843
(春野協働センターだより、2022年3月1日)
隣接自治体 天竜市龍山村佐久間町水窪町森町川根町中川根町本川根町
町の木 モミジ
町の花 ヤシオツツジ
町の鳥 ウグイス
春野町役場
所在地 437-0604
静岡県周智郡春野町宮川1467番地の2
座標 北緯34度58分56秒 東経137度53分47秒 / 北緯34.98211度 東経137.89642度 / 34.98211; 137.89642 (春野町)座標: 北緯34度58分56秒 東経137度53分47秒 / 北緯34.98211度 東経137.89642度 / 34.98211; 137.89642 (春野町)
春野町の県内位置
合併時点における位置図。緑色部分が春野町。
特記事項 町の草花: スミレ
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2005年(平成17年)7月1日、周辺10市町村と共に浜松市へ編入合併され消滅した。現在の浜松市天竜区春野町についても述べる。

2005年(平成17年)7月1日に地方自治法第202条の4に基づく「春野地域自治区」が設置された[1][2]。同地域自治区は2012年(平成24年)3月31日限りで廃止された[3]。2007年(平成19年)4月1日に浜松市が政令指定都市へ移行したのに伴い、天竜区の一部となった。

秋葉信仰の総本山である秋葉山本宮秋葉神社が立地している。明治30年代、王子製紙が日本初の製紙工場を現在の春野中学校(旧・気多中学校)の場所で稼動させた。

地理

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静岡県西部地区北部(北遠地区)の山間部に位置する地域である。

歴史

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  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 周智郡犬居町熊切村が合併し、春野町となる。
  • 1957年(昭和32年)8月1日 - 春野町と気多村が合併し、改めて春野町となる。
  • 2005年(平成17年)7月1日 - 浜松市に編入合併されて自治体としての春野町は消滅し、浜松市春野町となる。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 浜松市が政令指定都市へ移行したのに伴い、浜松市天竜区春野町となる。

教育

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小学校

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  • 春野町立春野北小学校(浜松市への編入後に廃校)
  • 春野町立熊切小学校(浜松市への編入後に廃校)
  • 浜松市立犬居小学校
  • 浜松市立気田小学校 

中学校

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  • 浜松市立春野中学校(2005年に春野町立春野南中学校、春野町立春野東中学校、春野町立気多中学校が統合)

高等学校

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交通

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道路

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観光地

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  • 秋葉山
  • 秋葉山本宮秋葉神社:秋葉信仰の総本山。東京都秋葉原の由来でもある。
  • 気田川:鮎釣りの名所であり、カヌー・ラフティング・ボルダリング等々アウトドアレジャーも盛んで、キャンプ場も多数ある。
  • 明神峡:気田川上流の渓谷で紅葉の名所。杉が一面に植林された付近の山とは違う、様々な木が色づく景色を見られる。
  • 藤ノ瀬ホタル公園:気田川沿いにある、ホタルの生育環境を再現した公園。
  • 浜松市春野文化センター:日本一といわれる巨大な天狗の面などがある。
  • 浜松市春野福祉センター:「すみれの湯」という市外在住者も利用できる入浴施設もある。
  • 新宮池:山頂近くの尾根にある池だが、伝説では諏訪湖とつながっており、水が尽きたことはないと言われている。
  • 春野いきいき天狗村・くまの親子:「塩の道駅」と称している。食堂、土産物・地産品の販売、観光案内などがある。

出身有名人

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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