春採駅
廃駅
春採駅(はるとりえき)は、北海道釧路市春採8丁目にあった、太平洋石炭販売輸送臨港線の駅。
春採駅 | |
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駅建物(2011年11月) | |
はるとり Harutori | |
(4.0 km) 知人► | |
所在地 | 北海道釧路市春採8丁目 |
所属事業者 | 太平洋石炭販売輸送 |
所属路線 | 臨港線 |
キロ程 | 0.0 km(春採起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1925年(大正14年)2月11日 |
廃止年月日 | 2019年(令和元年)6月30日* |
備考 | |
歴史
編集年表
編集- 1925年(大正14年)2月11日:釧路臨港鉄道当駅 - 知人駅間開通に伴い開業[1]。
- 1926年(大正15年)2月1日:旅客営業を開始。
- 1963年(昭和38年)11月1日:旅客営業廃止。再び貨物専用駅となる。
- 1979年(昭和54年)4月30日:太平洋石炭販売輸送の駅となる。
- 2019年(平成31年・令和元年)
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構内(2011年11月)
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旧春採駅で留置される機関車と石炭車
駅名の由来
編集所在地名より。地名はアイヌ語の転訛であり、諸説ありはっきりしないが、「ハルウトル」(「食料とする草・沼」の意か)あるいは「ハルトゥル(haruturu)」(向こうの地[3])からとされる[4]。
駅周辺
編集隣の駅
編集廃止時
編集- 太平洋石炭販売輸送
- 臨港線
- 春採駅 - 知人駅
旅客営業当時
編集脚注
編集- ^ 内閣印刷局, ed (1925-02-23). “彙報 地方鉄道貨物運輸開始 釧路臨港鐵道株式会社、西武鉄道株式会社(鉄道省)”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (3749) .
- ^ “釧路・臨港線 石炭列車ラストラン:どうしん電子版(北海道新聞)”. どうしん電子版(北海道新聞). 2019年3月31日閲覧。
- ^ 「アルトロ(ar-utor)」(向こう側の・側面)と同義。知人岬の向かいに当たることから。
- ^ “アイヌ語地名リスト ノブト~ヒラキ P101-110”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。