明石市立水族館
明石市立水族館(あかししりつすいぞくかん)は、兵庫県明石市中崎1丁目3の中崎海岸付近にかつて存在した水族館。
明石市立水族館 | |
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水族館跡(2000-9-27) | |
施設情報 | |
前身 | 兵庫県立水産試験場付属水族生態研究所 |
事業主体 | 明石市 |
管理運営 | 明石市 |
開館 | 1957年(昭和32年) |
閉鎖 | 1972年(昭和47年)4月13日 |
所在地 | 兵庫県明石市中崎1丁目3 |
公式サイト | なし |
概要
編集1957年(昭和32年)4月に明石市中崎海岸の兵庫県立水産試験場付属水族生態研究所を改装し、開館した[1]。当時全国で水族館ブームがあり、1958年に全面改装し、アカウミガメやペンギンで人気となったが、 より規模の大きい神戸市立須磨水族館の存在、1966年にオープンした姫路市立水族館などの存在もあり、入場者数が減少し1972年(昭和47年)4月13日に閉館した[1][2]。
1956年から1957年に南氷洋の捕鯨で捕獲されたマッコウクジラの下あごの骨の標本が同水族館に寄贈された。閉館後、この標本は姫路市立水族館に寄贈された[3]。
脚注
編集- ^ a b “沿革”. 兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター. 2012年5月18日閲覧。
- ^ 橘川真一. “明石港の「みなと文化」” (PDF). みなと総合研究財団. p. 64-13. 2012年5月18日閲覧。
- ^ “本館3階 大型標本 マッコウクジラの下あご その2”. 2012年5月18日閲覧。
参考文献
編集- 『明石市史 現代篇I』p.256-257
- 『あかし市民史』
- 『明石今昔写真帖』p.84 郷土出版社 2008年4月