明治の五大監獄
明治の五大監獄(めいじのごだいかんごく)は、明治に全国5か所に造られた監獄(刑務所)の総称である。五大監獄、明治五大監獄ともいう。山下啓次郎が設計した。
所在地
編集沿革
編集- 1901年(明治34年) 奈良監獄、現在地への移転着工。
- 1907年(明治40年)
- 1908年(明治41年)
- 1922年(大正11年)10月 各監獄、刑務所に改称。
- 1946年(昭和21年)7月 奈良刑務所、奈良少年刑務所と改称。
- 1985年(昭和60年) 鹿児島刑務所、移転。跡地の大半が鹿児島アリーナとなり、一部は鹿児島拘置支所として残る。
- 1988年(昭和63年)4月 長崎刑務所、移転計画決定
- 1992年(平成4年) 長崎刑務所、現在地(諫早市小川町)に移転。
- 2008年(平成20年) 奈良少年刑務所で100周年記念矯正展開催。
- 2016年(平成28年) 奈良少年刑務所が廃庁。未決勾留者は同地に設置された京都拘置所の下部機関、奈良拘置支所に移管。
外観・設備
編集- 千葉、奈良、金沢、長崎の各監獄
- 赤レンガ造り。
- 旧奈良少年刑務所
- 美しい煉瓦造りの外塀、正門(表門(ひょうもん)と称する)が特徴。内部の建物もその大半が100年以上にわたって使用されている煉瓦建築である。武道館に相当する建物等は新規に改築されている。一部には戦後、旧陸軍の建物を移築した施設もある。
- 千里久春吉の名前も設計者の一人としてあがっている。
交通アクセス
編集- 千葉刑務所
- JR総武本線・千葉都市モノレール千葉駅、京成千葉線京成千葉駅
- 各東口の京成バス9番乗り場から乗車約10分「県職員能力開発センター入口」バス停下車すぐ。
- 9番乗り場からは[千02]市営霊園経由御成台車庫行き、[千01]ほおじろ台経由千城台車庫行き、[つ02]市営霊園経由都賀駅行き が出ているが、全てのバスが「県職員能力開発センター入口」を通る。
- 各東口の京成バス9番乗り場から乗車約10分「県職員能力開発センター入口」バス停下車すぐ。
- 金沢美術工芸大学(金沢監獄の跡地に立地)
- 奈良少年刑務所
- 長崎刑務所跡地(商業施設等が立地)
- 鹿児島アリーナ
- 市営バス1,5,8,24番線、いわさきバス、JR九州バス、鹿児島交通バス(中草牟田バス停下車、徒歩約3分)
- 市営バス13,21,23,40番線、いわさきバス(鹿児島アリーナ前バス停下車)