明星真由美
明星真由美(みょうせい まゆみ、1970年12月16日 - )は、日本の女優。大阪府出身。所属事務所はシス・カンパニー。
来歴
編集- 1990年、早稲田大学演劇研究会に入会。同年、小池竹見が主宰の劇団『双数姉妹』の旗揚げに参加。双数姉妹には1998年まで在籍する。
- 1996年からナイロン100℃、劇団☆新感線、劇団カムカムミニキーナ、野田秀樹プロデュースの『NODA MAP』など、多くの演劇の舞台に出演。
- 2001年に女優を休業し、氣志團のマネージャーに転身[1]。氣志團が『木更津キャッツアイ』(2002年)に出演した関係で、女優休業中ではあったがこのドラマにゲスト出演していた。2004年11月27日に行われた東京ドームGIGにおいては、氣志團の弟分でマネージャーを兼任していた微熱DANJIとともに、かなりの時間ステージ上に出演していた。なお、氣志團のオフィシャルブログにおいて明星“テポドン”真由美という名前を使っていたことがある[2]。
- 2005年8月に行われたシス・カンパニーの公演『エドモンド』から、女優業に復帰。復帰後はテレビドラマ、映画にも進出している。
出演
編集テレビドラマ
編集- カバチタレ! 第3話(2001年、フジテレビ) - 桜子 役
- 木更津キャッツアイ(2002年、TBS)
- 今夜ひとりのベッドで(2005年、TBS) - 今西千佳 役
- 神はサイコロを振らない(2006年、日本テレビ) - 中武昇子 役
- 3年B組金八先生 第8シリーズ・ファイナル(2007年 2011年、TBS) - 川口菫子 役
- オトコマエ! 第10話(2008年7月5日、NHK)
- 絶対泣かないと決めた日〜緊急スペシャル〜(2010年7月2日、フジテレビ) - 岸本淳子
- ハンチョウ〜神南署安積班〜 シリーズ3 第9話(2010年、TBS) - 古川史織 役
- クレオパトラな女たち(2012年、日本テレビ) - 本間さなみ 役
- 白衣のなみだ(2013年、東海テレビ) - 戸田利恵 役
- ドクターX〜外科医・大門未知子〜 2 第3話(2013年、テレビ朝日) - 蟹江三香 役
- 土曜ワイド劇場 広域警察4(2014年、朝日放送)
- 太鼓持ちの達人〜正しい××のほめ方〜 第8話(2015年、テレビ東京) - 益井友里 役
- 立花登青春手控え 第3回(2016年5月27日、NHK BSプレミアム) - おたつ 役
- 母になる(2017年、日本テレビ) - 井下さなえ 役
- 月曜名作劇場 「確証」(2017年、TBS) - 中村店長 役
- インハンド(2019年、TBS) - 西由紀子 役
- やすらぎの刻〜道(2019年、テレビ朝日) - 浦田看護師長 役
- 日曜プライム 「おかしな刑事21」(2019年、テレビ朝日) - 野々村真紀子 役
- G線上のあなたと私(2019年、TBS) - 梶谷教授 役
- 月曜プレミア8 再雇用警察官(2020年5月11日、テレビ東京) - 本間淳子 役
- イチケイのカラス(2021年、フジテレビ) - 榎田真美 役
- ケイジとケンジ、時々ハンジ。 第4話(2023年、テレビ朝日) - 江戸孝子 役
- 笑うマトリョーシカ 第1話(2024年6月28日、TBS) - 小笠原 役
映画
編集舞台
編集- 双数姉妹 - 『 16』(1996年)、『 SHOCKER』(1997年)ほか
- ナイロン100℃ - 『アリス・イン・アンダーグラウンド』(1996年)、『インスタント・ポルノグラフィ』(1997年)、『すべての犬は天国へ行く』(2001年)
- 劇団☆新感線 - 『スサノオ -魔性の剣- 』(1998年)、『LOST SEVEN』(1999年)
- 劇団カムカムミニキーナ - 『鈴木の大地』(1996年)、『真昼の大回転』(2000年)
- NODA MAP - 『半神』(1999年)、『農業少女』(2000年)、『ロープ』(2006年)
- 『滅びかけた人類、その愛の本質とは…』(2000年、演出:宮本亜門)
- シス・カンパニー - 『エドモンド』(2005年)、『獏のゆりかご』(2006年)
- 『労働者M』(2006年、Bunkamura)
- 『ドラクル』(2007年、Bunkamura)
- 『氷屋来たる』(2007年、新国立劇場)
- 『三文オペラ』(2009年、Bunkamura)
- オフィスコットーネプロデュース『コルセット』(2012年7月、下北沢ザ・スズナリ)
- 『現代能楽集Ⅹ『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」より』(2020年11月29日 - 12月20日、シアタートラム)[3]
- 『喜劇 老後の資金がありません』(2021年8月13日 - 26日、新橋演舞場 / 2021年9月1日 - 15日、大阪松竹座)
- 『喜劇 老後の資金がありません』(2023年1月14日 - 28日、南座 / 2023年2月1日 - 19日、新橋演舞場)
- シス・カンパニー - 『ザ・ウェルキン』(2022年7月7日 - 31日、シアターコクーン / 2022年8月3日 - 7日、森ノ宮ピロティホール)[4]
- シス・カンパニー - 『シラの恋文』(2023年12月初旬 - 中旬〈予定〉、京都劇場 / 12月中旬 - 下旬〈予定〉、キャナルシティ劇場 / 2024年1月初旬 - 末〈予定〉、日本青年館ホール)[5]
- 『うねり〜踊らない二人〜』(2024年3月13日 - 17日、京都劇場 / 3月21日 - 31日、ヒューリックホール東京 / 4月7日・8日、刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール / 4月11日・12日、電力ホール)[6]
- 『ダンス オブ ヴァンパイア』(2025年5月、東京建物 Brillia HALL / 6月、御園座 / 7月、梅田芸術劇場 メインホール / 7月、博多座) - レベッカ 役[7]
注釈
編集- ^ 翔, 綾小路 (2015年8月21日). “初代マネージャー・明星真由美氏の紹介です。折角女優として一本立ちしたのに、どこの馬の骨ともわからないバンドのスタッフになった彼女を心配して、我々のGIGを偵察に来た事がきっかけです。RT @km1979030203060 森山直太朗さんとの出会いのきっかけは何だったのでしょうか?”. @showayanocozey. 2019年10月16日閲覧。
- ^ “氣志團ちゃんブログ:KISSESの皆様へ<<<明星”テポドン”真由美”. blog.livedoor.jp. 2019年10月16日閲覧。
- ^ 現代能楽集Ⅹ『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」より|世田谷パブリックシアター
- ^ “「ザ・ウェルキン」公演詳細発表、吉田羊・大原櫻子の姿収めたビジュアルも公開”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年3月18日) 2022年3月25日閲覧。
- ^ “草なぎ剛主演、北村想×寺十吾の新作「シラの恋文」京都・福岡・東京で上演”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年8月2日) 2023年8月2日閲覧。
- ^ “黒田光輝と檜山光成のW主演作「うねり~踊らない二人~」4都市で上演”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年12月20日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “6年ぶりの「ダンス オブ ヴァンパイア」山口祐一郎&城田優がWキャストでクロロック伯爵に”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月16日). 2024年8月16日閲覧。
外部リンク
編集- プロフィール - シス・カンパニー