旧是枝近有邸
旧是枝近有邸(きゅうこれえだちかありてい)は、大阪府堺市北区に所在する歴史的建築物。国の登録有形文化財に登録されている。
旧是枝近有邸 | |
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外観 (2020年2月) | |
情報 | |
旧用途 | 住居兼診療所 |
設計者 | 是枝近有 |
施工 | 村田元蔵 |
建築主 | 是枝近有 |
建築面積 | 52 m² |
所在地 |
〒591-8031 大阪府堺市北区百舌鳥梅北町4丁185 |
座標 | 北緯34度33分31.4秒 東経135度29分49.8秒 / 北緯34.558722度 東経135.497167度座標: 北緯34度33分31.4秒 東経135度29分49.8秒 / 北緯34.558722度 東経135.497167度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2002年2月14日 |
概要
編集開業医であった是枝近有が自ら設計し、彼の患者でもあった宮大工・村田蔵元によって施工された住居兼診療所。1931年 (昭和6年) 築。当地にはかつて相賀池という大きなため池があり、当館は池に突き出た半島の先端に建っていた。池は昭和40年代に埋め立てられ、現在は跡形もない。2002年 (平成14年) 2月14日、登録有形文化財となった[1][2]。
建築
編集木造4階建、モルタル塗、セメント瓦葺き、建築面積52平方メートル。四方に急傾斜の袴腰を持つ四方対称造で中央に展望台を配置。2層分のコリント式柱で支えるベランダ、角が丸く処理された壁を持つ特徴的な意匠である。壁は人造石を洗い出して石造風に見せている[2]。