旧岡田倉庫
日本の北海道江別市にある倉庫
歴史
編集鉄道と舟運の結節点であった江別市街地に、1897年(明治30年)に建設された外壁に札幌軟石を用いた木骨石造の商業倉庫である[1]。隣接する市有地には旧岡田住宅(1935年建築)がある[1]。
1998年(平成10年)に旧岡田倉庫及び旧岡田住宅は岡田家から江別市に寄贈され、以後は旧岡田倉庫活用民間運営協議会によって保全・運営されている[1]。
旧岡田倉庫は2004年(平成16年)から2005年(平成17年)にかけて改修され、改修後は「アートスペース外輪船」として文化活動に利用されている[1]。
旧岡田倉庫の所在地(江別市二条一丁目5番地の2)[1]は、千歳川築堤事業で建物の敷地の一部となることから、2023年(令和5年)7月から西に約40メートルほど移転する工事が行われている[2]。
脚注
編集- ^ a b c d e f “2 旧岡田倉庫の利活用及び移設先について”. 江別市. 2023年7月11日閲覧。
- ^ “江別市指定文化財「旧岡田倉庫」の移設始まる 25年度以降の利用目指す”. 北海道新聞. 2023年7月11日閲覧。