旧余市福原漁場
座標: 北緯43度11分59秒 東経140度46分42秒 / 北緯43.19972度 東経140.77833度
旧余市福原漁場(きゅうよいちふくはらぎょば)は、北海道余市郡余市町浜中町にあるニシン漁場の遺跡である。1982年(昭和57年)2月12日、国の史跡に指定され、1987年(昭和62年)12月25日に追加指定が行われた。
概要
編集江戸時代から明治時代にかけて、福原家が経営したニシン漁場を復元したものである。建設は1880年(明治13年)頃とみられる[1]。
海岸に面した主屋を中心に、文書庫や米味噌倉、網倉、便所や物置小屋等が遺存しており、建物の周囲はニシン粕等の干場となっている。ニシンからとったカズノコや白子などを製品にした干場などが当時のままの状態で保存されている[2]。最盛期のニシン漁をうかがうことができる遺跡である[3]。
場所
編集- 住所:〒046-0021 北海道余市郡余市町浜中町150−1
- アクセス:中央バスで「浜中町」下車 徒歩2分ほど
脚注
編集- ^ “旧余市福原漁場(旧川内家文書庫・主屋・米味噌倉)/北海道文化資源DB”. www.northerncross.co.jp. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “旧余市福原漁場|まちの紹介 |北海道余市町ホームページ”. www.town.yoichi.hokkaido.jp. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 文化庁. 2021年1月31日閲覧。