日産・マーチBOX
マーチBOX(マーチ ボックス、MARCH BOX)は、日産自動車が1999年から2001年まで製造・販売したステーションワゴン型乗用車である。
日産・マーチBOX WK11型 | |
---|---|
フロント(フェンダーミラー仕様) | |
リア | |
概要 | |
販売期間 | 1999年11月-2002年2月 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドアステーションワゴン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
1.3L 直4 CGA3DE型 1.0L 直4 CG10DE型 |
最高出力 |
CGA3DE型 63kW (85PS) /6,000rpm CG10DE型 44kW (60PS) /6,000rpm |
最大トルク |
CGA3DE型 120N·m (12.2kgf·m) /4,000rpm CG10DE型 84N·m (8.6kgf·m) /4,000rpm |
変速機 | CVT/4速AT |
前 |
前: ストラット式 後: 5リンクコイル式 |
後 |
前: ストラット式 後: 5リンクコイル式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,360mm |
全長 | 3,980mm |
全幅 | 1,585mm |
全高 | 1,450mm |
車両重量 | 920-960kg |
系譜 | |
後継 | 既存のZ10型(初代)キューブに統合 |
概要
編集後期型のK11型マーチをベースに、荷室を拡大したコンパクトステーションワゴン。型式にはワゴンを表す「W」が加えられ、WK11型となった。 1.3Lエンジン搭載車と1.0Lエンジン搭載車があり、それぞれに当時新開発されたトルクコンバーター併用のハイパーCVT、通常のCVTと4速ATE-ATxが採用される。ただし、元となった後期型のK11型と異なり、4WD仕様は当初から設定されなかった。
リアシートは収納時の荷室フロアの段差を解消するため、ダブルフォールディング式を採用している。1.3Lエンジン搭載車のリアシートバックにはヘッドレスト装着用と思しきパイプが内蔵され、荷物フック兼用のカバーが掛けられていたが、ここに適合するヘッドレストは設定されなかった。
外観
編集ホイールベースはそのままに、リアオーバーハングが延長されている。伸ばされた全長にあわせて屋根のカーブが変わり、全高も増加している。その他はK11型と共通である。
マーチカブリオレ同様、高田工業で委託生産された。
車体型式 WK11型 (1999年-2002年)
編集脚注
編集- ^ “マーチBOX”. GAZOO. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月19日). 2020年1月19日閲覧。
- ^ “マーチBOX(日産)のカタログ”. カーセンサーnet. リクルート株式会社 (2020年1月19日). 2020年1月19日閲覧。