日本サッカーミュージアム
日本サッカーミュージアム(にほんサッカーミュージアム、英語: Japan Football Museum)は、かつて日本サッカー協会が2002 FIFAワールドカップの開催を記念して日本サッカー協会ビル(JFAハウス)に設けていた展示施設・企業博物館[1]。運営は公益財団法人日本サッカー協会。
日本サッカーミュージアム | |
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施設情報 | |
正式名称 | 日本サッカーミュージアム |
愛称 | 11+(イレブンプラス) |
専門分野 | サッカー |
館長 | 大仁邦彌 |
管理運営 | 公益財団法人日本サッカー協会 |
延床面積 | 約2,000㎡ |
開館 |
2003年12月22日 (2023年2月26日をもって休館) |
所在地 |
〒113-8311 東京都文京区本郷3丁目10番15号 |
位置 |
北緯35度42分15.2秒 東経139度45分50秒 / 北緯35.704222度 東経139.76389度座標: 北緯35度42分15.2秒 東経139度45分50秒 / 北緯35.704222度 東経139.76389度 |
外部リンク | https://www.jfa.jp/football_museum/ |
プロジェクト:GLAM |
2002年日韓W杯が決定した4ヵ月後の1996年9月10日に開催された日本サッカー協会(JFA)創立75周年記念の席で、当時の長沼健JFA会長が「自社ビルを持ちたい」と発言し、これに岡野俊一郎JFA副会長(当時)が「小さくてもいいからミュージアムがほしい」と呼応し、設立が決まり、2003年12月22日に開館[2]、20年弱営業したが、JFAの新オフィス移転に伴い、2023年2月26日をもって同地での営業を終了し休館した。
施設概要
編集以下休館前の概要。施設は地上1階、地下1階、地下2階の3フロアーから成り立っていた。
- 地上1階 「アッパースタンド」
- 2002 FIFAワールドカップの試合の模様を大型映像装置「ヴァーチャルスタジアム」で再現する他、日本協会加盟各団体の関連情報を閲覧できた。また、横浜フリューゲルス(1998年解散)のマスコット「とび丸」が展示されていた。
- 地下1階 「ロアースタンド」
- 地下2階
- 「ピッチ」有料ゾーン。日本サッカーがこれまでに経験した様々な歴史、あるいは2002 FIFAワールドカップの関連資料などを展示していた他、日本代表のロッカールームを再現したコーナーなどもあった。
開館時間
編集以下、当初休館前最終営業日として予定していた2023年2月5日までの営業内容。同6日以降26日まで営業を延長したが、延長期間は土曜・日曜・祝日のみの営業だった[3]。
アクセス
編集入場料
編集- 地上1階、地下1階(レファレンスコーナーを除く)は入場無料。
- 地下2階および地下1階レファレンスコーナーは有料で、大人550円、小中学生300円。幼稚園児以下は無料。
割引制度
編集以下の通り割引制度がある。割引額はいずれの場合も100円引き(大人450円、小中学生200円)で、複数に該当しても重複して割り引かれることはない。
その他
編集近くを通る本郷通り(国道17号)と蔵前橋通りの交差点名として当博物館の名前が用いられている。
ミュージアム館長は、日本サッカー協会会長職経験者が歴任している。
ギャラリー
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外観(2019年4月29日撮影)
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インフォーメーションコーナー(2019年4月29日撮影)
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同左(2019年4月29日撮影)
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日本サッカー殿堂(2019年4月29日撮影)
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ミュージアムショップ(2019年4月29日撮影)
脚注
編集- ^ 日本サッカーミュージアムよくあるご質問:全般について-日本サッカーミュージアム公式HP
- ^ “【日本サッカーミュージアム】インタビュー・前編 日本サッカー協会総務部ミュージアムグループ 村上洋樹氏”. 日本サッカー協会 (2022年11月23日). 2022年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月25日閲覧。
- ^ 『日本サッカーミュージアム 営業期間延長のお知らせ』(プレスリリース)日本サッカー協会、2023年1月20日 。2023年2月26日閲覧。
関連項目
編集- 日本のサッカー
- blue-ing! - JFAサッカー文化創造拠点
- 木村剛 (コンサルタント) アドバイザリーボード座長