日本グラファイトファイバー

日本グラファイトファイバー株式会社(にほんグラファイトファイバー、英文社名:Nippon Graphite Fiber Corporation)は、ピッチ系炭素繊維(長繊維)を製造・販売する企業である。

日本グラファイトファイバー株式会社
Nippon Graphite Fiber Corporation
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 NGF
本社所在地 日本の旗 日本
671-1123
兵庫県姫路市広畑区富士町1番地
設立 1995年(平成7年)4月3日
業種 繊維製品
法人番号 8010001094314
事業内容 ピッチ系炭素繊維の製造・販売ならびに同加工品(プリプレグ・クロス)の製造販売
代表者 齊藤 誠(代表取締役社長
資本金 1億円
純利益 3億7,400万円
(2024年3月期)[1]
総資産 26億8,900万円
(2024年3月期)[1]
主要株主 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社(66.6%)
ENEOSテクノマテリアル株式会社(33.4%)
外部リンク http://www.ngfworld.com/
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概要

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新日本製鐵(現・日本製鉄)と日本石油(現・ENEOS)は、各々独立にピッチ系炭素繊維の研究開発を行っていたが、1995年に共同出資にて日本グラファイトファイバーを設立した。

設立時の出資比率は折半であったが、現在の株主構成は、日鉄ケミカル&マテリアル(旧・新日鉄住金マテリアルズ)66.6%、ENEOSテクノマテリアル33.3%である。

事業所所在地

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製品

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炭素繊維は、原料により大きくPAN(ポリアクリロニトリル)系とピッチ系に分類され、日本グラファイトファイバーは、ピッチ系炭素繊維として高弾性および低弾性グレードを製造している。高弾性グレードは、高い剛性と優れた熱特性を活かして人工衛星など宇宙分野で使用されている。

一方、低弾性グレードは高い柔軟性と耐衝撃性を有するため、ゴルフクラブのシャフト(柄)、釣り竿などのスポーツ・レジャー分野で広く用いられている。また、液晶製造装置向けのロボットハンドや、印刷機用のロール、土木補修シートなどにも、高剛性などの材料特性により活用されている。

脚注

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外部リンク

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