日昇昌
日昇昌(じっしょうしょう)は、中国山西省平遥県(平遥古城)にあった組織で、手形に相当するものを発行して、中国で「票号」と呼ばれる金融機関であった[1] 。
日昇昌の設立時期ははっきりしないが、清朝の1823年に設立されたと推定され、票号は19世紀のピーク時には「銭荘」[2]と共に中国金融経済をほぼ折半して支配し、日昇昌もその支店は中国の主要都市全体に、またモンゴル、日本、ロシアを含むいくつかの外国にも広がっていた。
現在、以前の日昇昌の建物は「中国票号博物館」になっていて[3]、2006年に中華人民共和国全国重点文物保護単位(6-484)にも指定された。