旗洗池(はたあらいけ)は渋谷区本町にかつて存在した池。

旗旗池
所在地 東京都渋谷区
位置
旗洗池の位置(日本内)
旗洗池
北緯35度40分49秒 東経139度40分59秒 / 北緯35.68028度 東経139.68306度 / 35.68028; 139.68306座標: 北緯35度40分49秒 東経139度40分59秒 / 北緯35.68028度 東経139.68306度 / 35.68028; 139.68306
プロジェクト 地形
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概要

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本町付近の窪地「小笠原窪」に位置した池で、肥前唐津藩小笠原家の邸宅内にあった[1]。60平方メートル程の小さな池で、神田川に注ぐ自然の湧水であった[2]。洗旗池とも呼ばれる。

伝説

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後三年の役1083年1087年)の後源義家が上洛するときに、この池で白を洗って傍らの松にかけて乾かしたという伝説がある[3]。周辺一帯の地名「幡ヶ谷」の由来となったとされる伝説である[4]。そのときの白旗はのちに金王八幡宮の宝物となったされる[4]

現在

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池は1963年に埋められ、跡地は高知新聞社宅「洗旗荘」となった。

現在では、1906年4月にこの池を訪れた東郷平八郎筆の「洗旗池」の記念碑、及び渋谷区が設置した案内板だけが残されている。

周辺

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  • 洗旗荘

 高知新聞社社宅。この池を埋めた跡地に建設された。

脚注

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  1. ^ 小嶋祥三.“土地の記憶:代々木と幡ヶ谷”. http://cognitivens.web.fc2.com/toti.pdf (2021年6月6日閲覧)
  2. ^ “「笹塚跡」と「旗洗池跡」”. シブヤ散歩新聞. http://shibuyasanpokaigi.jp/shinbun/index.php/2018/07/11/history11-sasazuka-and-hataraiike/ (2021年6月6日閲覧)
  3. ^ “名所・旧跡”. 渋谷区. https://www.city.shibuya.tokyo.jp/bunka/spot/meisho/meisho.html (2021年6月6日閲覧)
  4. ^ a b “地名の由来”. 渋谷区. https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/ku/uraig.html (2021年6月6日閲覧)