於呂閇志胆沢川神社
岩手県奥州市胆沢にある神社
於呂閇志胆沢川神社(おろへしいさわがわじんじゃ)は、岩手県奥州市胆沢にある神社。厨子が文化財指定を受けている。
於呂閇志胆沢川神社 | |
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拝殿(2018年12月) | |
所在地 | 岩手県奥州市胆沢若柳字下堰袋48 |
位置 | 北緯39度7分47.5秒 東経141度1分49.5秒 / 北緯39.129861度 東経141.030417度座標: 北緯39度7分47.5秒 東経141度1分49.5秒 / 北緯39.129861度 東経141.030417度 |
主祭神 |
神八井耳命、須佐之男命 大日靈命、誉田別命 大山祇命、大名持命 |
創建 | 大同2年(807年) |
例祭 | 4月29日、9月12日 |
地図 |
祭神
編集歴史
編集当社は於呂閇志神社と胆沢川神社の合併社。胆沢川神社は、807年(大同2年)坂上田村麻呂による勧請であり、祭神は胆沢川の水速女命。於呂閇志神社は当社西方約10キロメートルにある猿岩を「作神」として祀ったもの。「於呂閇志神社縁起」によれば810年(弘仁元年)、嵯峨天皇の勧請で、祭神は木花咲耶姫命。1871年(明治4年)に合併された[1]。
文化財
編集於呂閇志胆沢川神社厨子
編集主屋間口91cm、奥行91.8cm。向拝間口91cm、奥行49.5cm。一間四方、入母屋造、屋根はこけら葺、妻入。仙台藩2代藩主・伊達忠宗の末子で前沢領主となった伊達宗章(1633年没)の霊廟厨子。没年をあまり降らない時期に建造されたとされる。もと奥州市前沢区霊桃寺境内にあったものを、当社に移転し、本殿内厨子として転用したものである。斗拱、台輪や頭貫の木鼻、その絵様、および妻飾りなどがみられる。1991年(平成3年)3月29日、県から有形文化財に指定された[2]。
現地情報
編集- 所在地
- 交通アクセス
- 駐車場
- あり
- 周辺施設
- 八幡神社 (奥州市胆沢区) – 本殿が岩手県指定有形文化財
脚注
編集出典
編集- ^ “於呂閇志胆沢川神社”. 岩手県の町並みと歴史建築. 2019年1月18日閲覧。
- ^ “於呂閇志胆沢川神社厨子”. いわての文化情報大事典. 2019年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月18日閲覧。