新里酒造
新里酒造株式会社(しんざとしゅぞう)は沖縄県沖縄市に本社を置く酒造(泡盛)メーカー。
新里酒造 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒904-2161 沖縄県沖縄市古謝3-22-8 |
設立 | 1950年10月1日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 4360003002994 |
事業内容 | 泡盛の製造 |
代表者 | 代表取締役社長 新里 建二 |
資本金 | 1,500万円 |
従業員数 | 43名 |
外部リンク | http://www.shinzato-shuzo.co.jp/ |
特徴
編集弘化3年(1846年)、琉球王朝時代に酒造りが許されていた首里三箇(さんか)の一つ赤田町にて創業。現存する沖縄の酒造所としては創業171年の歴史を持つ最古の蔵元。
6代目にあたる現社長新里修一は研究者でもあり、平成元年に泡無し酵母「泡盛101号」を開発し、泡盛の生産性を飛躍的に向上させ業界に大きく貢献した。
泡盛鑑評会・県知事賞受賞常連蔵元である。
沿革
編集泡無し酵母「泡盛101号」の開発
編集平成元年、当時沖縄国税事務所の鑑定官であった現社長新里修一が研究の末、煩雑な泡の管理を必要とする酵母「泡盛1号」の中に、60億分の1の割合で存在する「泡無し酵母」を分離することに成功。
これにより煩雑な泡の管理(※)がなくなり、仕込みの量が増え、14日間発酵させていたもろみも12日間で蒸留でき、さらにアルコールの生成が速いため、雑菌汚染の割合が低くアルコールの取得量も増えるという成果がでた。
(※当時の泡盛の製造は、原料米を蒸した後入れた酵母が、活動し泡を立て容器から溢れ出てくるため、作業員が付っきりでかき混ぜたり仕込み量を減らしたりと、管理が大変だった)
その後、多くの酒造所がこの酵母を利用し、泡盛の生産性は飛躍的に向上し業界に大きく貢献した。今では殆どの泡盛がこの酵母を利用して造られている。
主な受賞歴
編集- 平成13年〜14年・16年〜18年 - 泡盛鑑評会県知事賞連続受賞
- 平成20年〜21年 - 泡盛鑑評会県知事賞連続受賞
所在地
編集本社
- 沖縄県沖縄市古謝 864-1
州崎工場
- 沖縄県うるま市州崎 12-17