新郎扱い
この項目には暴力的または猟奇的な記述・表現が含まれています。 |
新郎扱い(しんろうあつかい、신랑다루기)[1]は、新郎を集団でいじめる大韓民国の伝統的な風習である。
新郎扱い | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 신랑다루기 |
漢字: | 新郞다루기 |
発音: | シルランダルギ |
日本語読み: | しんろうたるぎ |
2000年式: MR式: |
Sillang-darugi Sillang-taruki |
結婚式の後で新郎が新婦の家に初めて行った時に、新婦の親戚や近所の人達が集団で新郎を取り囲み、肉体的精神的ないじめを行う。地方によって、いじめ方が違う[2]が、次のようないじめが行われる。新郎の足首を縛って、逆さ吊りにして、棒で足の裏を殴り続ける[2][3]。ひどい場合には、殴られた新郎は歩くのが難しくなることもある[2]。また、新郎に漢詩を作れと強要し[3]、下手だとケチをつけて馬鹿にする[2]。新婚夫婦の性的な事を根掘り葉掘り問い詰めたり[2]、あれこれと質問責めにする[4]。宴会の金を持ってこいと言う[2]。などのいじめが行われる。
そうするうちに、新婦の家で料理や酒を持ってくると、いじめをやめて宴会となる[2][3][4]。現代では披露宴の会場で質の悪いいたずらが行われることもある[4]。東床礼(トンサンネ、동상례、とうしょうれい、Dongsangrye / Tongsangrye)とも言う[2][3][4]。