悠羽輝
悠羽輝(ゆうき、1982年11月17日 - )は、日本の男性空手家、キックボクサー、総合格闘家。東京都出身。本名は新村 優貴(にいむら ゆうき)。フリーランス。元ミドル級キング・オブ・パンクラシスト。
基本情報 | |
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本名 | 新村 優貴 |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1982年11月17日(41歳) |
出身地 | 東京都 |
所属 |
大誠塾 →和術慧舟會DUROジム →TEAM TACKLER →TEAM CLIMB →フリーランス |
身長 | 187cm |
体重 | 100kg |
階級 |
ライトヘビー級 →ミドル級 |
バックボーン | 柔道、空手 |
来歴
編集2004年9月23日の第80回、2005年1月30日の第82回と新空手交流試合重量級で優勝。
2004年12月、TSJ主催/全日本新空手道連盟・全日本キックボクシング連盟後援「Asian Wave!」でプロデビュー。川崎康弘と対戦し、KO勝ち。
2005年3月20日、全日本キックボクシング連盟「TRIAL LEAGUE.1」で外岡真徳と対戦し、判定勝ち。リングネームを悠羽輝と改めた。
2005年5月3日、第16回全日本新空手道選手権大会、K-2グランプリ重量級に出場。決勝で澤屋敷純一に勝利し、優勝を果たした[1]。
2005年6月14日、K-1初参戦となったK-1 WORLD GP 2005 in HIROSHIMAのK-1 JAPAN GP リザーブファイトでタケルと対戦し、0-2の判定負け。本名での出場となった。
2009年6月21日、M-1ヘビー級王座挑戦者決定戦で百瀬竜徳と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[2]。
2009年8月11日、K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYOで行なわれたFINAL16 QUALIFYING GPのリザーブファイトでプリンス・アリと対戦し、3Rに2度のダウンを奪いKO勝ちでリザーブ権を獲得。1回戦を勝ち抜いたメルヴィン・マヌーフが負傷により準決勝を棄権し、マヌーフに敗れたラマザン・ラマザノフもKO負けしていたために悠羽輝が準決勝に進出。準決勝ではダニエル・ギタと対戦し、1Rに2度のダウンを奪われKO負けを喫した。試合後、リザーブファイトで足の骨が折れていたことが判明した[3]。
2009年11月8日、M-1ヘビー級王者KOICHIに挑戦し、1-0の判定ドローで王座獲得ならず[4]。
2010年3月21日、WPMF世界スーパーヘビー級王座決定戦でファビアーノ・サイクロンと対戦し、0-3の判定負けで王座獲得ならず[5]。
2011年 和術慧舟會DUROから 中尾芳広が代表を務めるTEAM TACKLERへ移籍。
2011年 8.26 DEEP 55 後楽園ホール大会で 井上俊介を相手に総合格闘技戦デビュー。 1R 0:27 右フックでKO勝ちで総合格闘技デビューを飾る。
2012年 TEAM TACKLERから離れ、草・MAX、安西信昌らとTEAM CLIMBを結成する。
2012年10月19日、DEEP 60 IMPACTでのDEEPライトヘビー級タイトルマッチで中西良行と対戦し、0-5の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[6]。
2013年2月、リングネームを本名の新村優貴に戻し、ミドル級へ転向した[7]。
2014年4月19日、HEAT 31でのHEAT総合ルールミドル級王座決定戦で加藤久輝と対戦し、TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[8]。
パンクラス
編集2016年10月2日、PANCRASE 281でのミドル級キング・オブ・パンクラス決定戦でロッキー川村と対戦し、パウンドでKO負けを喫し王座獲得に失敗した[9]。
2017年10月8日、所属していたTEAM CLIMBを離れてフリーランスとなる[10]。
2017年11月12日、PANCRASE 291でのミドル級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチで王者ロッキー川村と再戦し、TKO勝ちを収めリベンジに成功すると共に王座獲得に成功した[11]。
戦績
編集総合格闘技
編集総合格闘技 戦績 | ||||||
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15 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
11 勝 | 9 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
4 敗 | 2 | 0 | 2 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ロッキー川村 | 3R 0:43 TKO(右フック) | PANCRASE 291 【ミドル級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ】 |
2017年11月12日 |
○ | 一慶 | 2R 2:58 KO(右フック) | PANCRASE 288 | 2017年7月2日 |
× | ロッキー川村 | 2R 1:30 KO(右フック→パウンド) | PANCRASE 281 【ミドル級キング・オブ・パンクラス決定戦】 |
2016年10月2日 |
○ | ボブ・アームストロング | 5分3R終了 判定3-0 | PANCRASE 277 | 2016年4月24日 |
○ | ライアン・ビグラー | 2R 3:12 TKO(パウンド連打) | PANCRASE 269 | 2015年8月9日 |
○ | アンデウソン・サカモト | 2R 0:56 TKO(パウンド連打) | HEAT32 | 2014年6月8日 |
× | 加藤久輝 | 1R 0:53 TKO(スタンドパンチ連打) | HEAT31 【HEAT総合ルール ミドル級王座決定戦】 |
2014年4月19日 |
○ | キム・デソン | 1R 4:32 TKO(パンチ連打) | HEAT29 | 2013年12月15日 |
○ | オマール・ダルビッシュ | 1R 0:13 TKO(右ストレート) | マッハ祭り! | 2013年9月29日 |
○ | ピーターソン・シャカル | 1R 1:10 KO(右フック) | HEAT26 | 2013年3月31日 |
× | 中西良行 | 5分3R終了 判定0-5 | DEEP 60 IMPACT 【DEEPライトヘビー級タイトルマッチ】 |
2012年10月19日 |
× | サム・ブラウン | 5分3R終了 判定0-3 | Legend Fighting Championship 8 | 2012年3月30日 |
○ | ベルナール・アッカ | 1R 3:35 チョークスリーパー | DEEP 57 IMPACT 〜12年目の現実〜 | 2012年2月18日 |
○ | 森川修次 | 1R 1:45 TKO(踏みつけ) | CLUB DEEP TOKYO | 2011年10月28日 |
○ | 井上俊介 | 1R 0:27 KO(右フック) | DEEP 55 IMPACT | 2011年8月22日 |
キックボクシング
編集キックボクシング 戦績 | ||||||
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24 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
12 勝 | 9 | |||||
9 敗 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 清水賢吾 | 3R終了 判定0-3 | GLORY 8 TOKYO 【Road to GLORY JAPAN-85kgトーナメント】 |
2013年5月3日 |
× | ファビアーノ・サイクロン | 5R終了 判定0-3 | M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ NAI KANOMTOM vol.1 【WPMF世界スーパーヘビー級王座決定戦】 |
2010年3月21日 |
△ | KOICHI | 5R終了 判定1-0 | M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ 2009 Yod Nak Suu vol.4 【M-1ヘビー級タイトルマッチ】 |
2009年11月8日 |
× | ダニエル・ギタ | 1R 1:28 KO(2ノックダウン:右ローキック) | K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYO 【FINAL16 QUALIFYING GP 準決勝】 |
2009年8月11日 |
○ | プリンス・アリ | 3R 2:00 KO(2ノックダウン:パンチ連打) | K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYO 【FINAL16 QUALIFYING GP リザーブファイト】 |
2009年8月11日 |
○ | 百瀬竜徳 | 3R終了 判定3-0 | M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ 2009 Yod Nak Suu vol.2 【M-1ヘビー級王座挑戦者決定戦】 |
2009年6月21日 |
× | 恩田剛徳 | 3R終了 判定0-2 | HEAT 8 | 2008年9月15日 |
△ | ノブ・ハヤシ | 3R終了 判定0-0 | 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS IV」 | 2008年9月15日 |
○ | 古田太一 | 3R終了 判定3-0 | M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ Legend of Elbows 2008〜YOD MUAY〜 |
2008年8月10日 |
× | プリンス・アリ | 延長R 1:20 KO(3ノックダウン:右ミドルキック) | J-NETWORK「Let's Kick with J 1st」 【J-NETWORKヘビー級王座次期挑戦者決定トーナメント 準決勝】 |
2008年2月29日 |
○ | 瀧川リョウ | 2R 1:39 KO(右膝蹴り) | J-NETWORK「Championship Tour of J 1st」 【J-NETヘビー級王座決定トーナメント 1回戦】 |
2007年8月3日 |
× | シング・心・ジャディブ | 3R終了 判定0-3 | 全日本キックボクシング連盟「CUB☆KICK'S-7」 | 2007年6月10日 |
× | アレックス・ロバーツ | 1R 0:20 KO(右ローキック) | R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT '06 【決勝】 |
2006年3月26日 |
○ | 澤屋敷純一 | 1R 1:21 KO(2ノックダウン:右フック) | R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT '06 【1回戦】 |
2006年3月26日 |
△ | 高萩勉 | 3R終了 判定0-1 | R.I.S.E. XXII | 2006年1月29日 |
× | ポール・スロウィンスキー | 2R 2:15 KO | KOMA GP【決勝】 | 2005年12月22日 |
○ | 不明 | 不明 | KOMA GP【準決勝】 | 2005年12月22日 |
○ | 不明 | 不明 | KOMA GP【1回戦】 | 2005年12月22日 |
× | タケル | 3R終了 判定0-2 | K-1 WORLD GP 2005 in HIROSHIMA 【K-1 JAPAN GP リザーブファイト】 |
2005年6月14日 |
○ | 外岡真徳 | 3R終了 判定2-0 | 全日本キックボクシング連盟「TRIAL LEAGUE.1」 | 2005年3月20日 |
○ | 川崎康弘 | KO | Asian Wave! | 2004年12月19日 |
獲得タイトル
編集脚注
編集- ^ 第16回全日本新空手道選手権大会 全日本新空手道連盟公式サイト
- ^ 【M-1】石毛慎也、惜しくも王座奪取ならず。関、西山、AKIRAが新王者に! 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年6月21日
- ^ 【K-1】第二のアーツ、ホーストになれる逸材誕生!西島洋介はアーツの猛攻に散る 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年8月11日
- ^ 【M-1】ムエタイ最高峰の激突は3冠王ノーンオーが勝利!アイドル戦士サーサーは王座防衛 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年11月8日
- ^ 【M-1】ファビアーノとちはるが王座獲得!関は初防衛、前田尚紀が敗れる波乱 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年3月21日
- ^ 【DEEP】中村和裕が初参戦で勝利!中西良行が王座防衛、菊野克紀は再起戦でドロー eFight 2012年10月19日
- ^ 【HEAT】3・31DEEP王座に挑戦した悠羽輝が出直しの一戦 eFight 2013年2月21日
- ^ 【HEAT】大道塾のエース加藤久輝、僅か53秒で王座獲得 eFight 2014年4月19日
- ^ 【パンクラス】元プロボクサー三浦が完勝で王座奪取 eFight 2016年10月2日
- ^ パンクラス290草MAX結果とご報告 公式ブログ 2017年10月8日
- ^ 【パンクラス】新村が逆転TKOで川村にリベンジ、涙の初戴冠 eFight 2017年11月12日
関連項目
編集外部リンク
編集前王者 ロッキー川村 |
第14代パンクラスミドル級王者 2017年11月12日 - 2020年2月19日 |
空位 次タイトル獲得者 内藤由良 |