上州新屋駅
群馬県甘楽郡甘楽町金井にある上信電鉄の駅
(新屋駅 (上信電鉄)から転送)
上州新屋駅(じょうしゅうにいやえき)は、群馬県甘楽郡甘楽町金井にある上信電鉄上信線の駅。
上州新屋駅 | |
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駅舎(2024年6月) | |
じょうしゅうにいや JŌSHŪ-NIIYA | |
◄西吉井 (1.2 km) (2.0 km) 上州福島► | |
所在地 | 群馬県甘楽郡甘楽町金井343-4 |
所属事業者 | 上信電鉄 |
所属路線 | ■上信線 |
キロ程 | 14.6 km(高崎起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
136人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)7月31日 |
備考 | 無人駅 |
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歴史
編集開業と改称
編集1915年(大正4年)7月、上野鉄道により、吉井駅 - 福島駅(現:上州福島駅)間に「新屋停留所」として開設された[1][2]。地元の要望により設置され、土地と建物は地元の寄附を受けた[2][3]。その後、鉄道省との連帯運輸の開始を受けて、「上州新屋停留所」に改称した[2]。
開設当時は無人であり、乗車券の販売については民家に委託していた[2]。1924年(大正13年)の電化後は、車掌が車内販売する形に変わった[2]。
県道拡張に伴う駅舎新築移転
編集群馬県道203号金井高崎線の拡幅工事により、線路南側にあった駅舎(1950年建設、木造平屋建て、延べ床面積約40平方メートル)が北側に移転されることになり、2022年8月26日始発から新駅舎・ホームの供用を開始した[4]。当初は同年3月に新築移転予定だったが[5]、資材不足などで8月にずれ込んだ[4]。
年表
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線の地上駅。木造駅舎を有する。かつては有人駅であったが、現在は無人駅である。以前は上信電鉄の委託駅であった。
2022年に新築された駅舎は木造平屋建て延べ床面積約35平方メートルである[4]。
利用状況
編集年度 | 1日平均人数 |
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2011年 | 116 |
2012年 | 130 |
2013年 | 138 |
2014年 | 144 |
2015年 | 140 |
2016年 | 128 |
2017年 | 124 |
2018年 | 136 |
駅周辺
編集駅の東約200 mの所に新屋信号所があるが、通常は同信号所で列車交換を行う機会は少ない。
駅の高崎側に川が流れておりホームはその崖の上まで達しているが、この川の名前は三途川である。やや上流には三途橋という橋がある。たもとには仏教説話における三途川で、六文銭の徴収係を務めているとされる奪衣婆が祀られている。
- 新屋郵便局
- めんたいパーク群馬
- 群馬県道203号金井高崎線
- 国道254号
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b 「輕便鐵道停留場設置」『官報』第906号、印刷局、159頁、1915年8月9日。NDLJP:2953014/11。
- ^ a b c d e f 上信電気鉄道株式会社社史編集委員 1955, p. 35.
- ^ 上信エージェンシー 1995, p. 37.
- ^ a b c d 「上州新屋駅の新駅舎が26日に供用開始 9月中は新旧駅舎が並び立つ」『上毛新聞』2022年8月24日。2022年8月25日閲覧。( 要購読契約)
- ^ 「上州新屋駅(甘楽町)が新築移転へ 「めんたいパーク」徒歩圏に 同時期開業、観光客増へ期待高まる」『上毛新聞』2021年5月16日。オリジナルの2021年5月24日時点におけるアーカイブ。2021年5月24日閲覧。( 要購読契約)
- ^ 上信電気鉄道株式会社社史編集委員 1955, p. 13.
- ^ 上信エージェンシー 1995, p. 248.
- ^ 上信エージェンシー 1995, p. 108.
- ^ 上信エージェンシー 1995, p. 251.
- ^ 上信エージェンシー 1995, p. 138.
- ^ “国土数値情報(駅別乗降客数データ)”. 国土交通省. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “国土数値情報 駅別乗降客数データ”. 国土交通省. 2024年2月5日閲覧。
参考文献
編集- 上信電気鉄道株式会社社史編集委員 編『上信電鉄三十年誌』上信電気鉄道株式会社、1955年12月1日。
- 上信エージェンシー 編『上信電鉄百年史』上信電鉄株式会社、1995年12月27日。
関連項目
編集外部リンク
編集- 上州新屋駅 - 上信電鉄