新宿サブナード
新宿サブナード(しんじゅくサブナード、SHINJUKU SUBNADE)とは、新宿駅東口の靖国通りと新宿モア4番街[7]の地下にある地下街[8][9]、またその地下街の運営企業である新宿サブナード株式会社[2]。同社は三越伊勢丹ホールディングスの持分法適用会社[5]である。略称はサブナード。
新宿サブナード SHINJUKU SUBNADE | |
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![]() 新宿サブナード (2013年、リニューアル前) | |
店舗概要 | |
所在地 |
東京都新宿区歌舞伎町一丁目サブナード1号 東京都新宿区新宿三丁目サブナード1号 |
開業日 | 1973年(昭和48年)9月15日[1] |
施設所有者 | 新宿サブナード株式会社 |
施設管理者 | 新宿サブナード株式会社 |
延床面積 | 38,449.47[2] m² |
商業施設面積 | 7,378.35[2] m² |
店舗数 | 88店[3] |
駐車台数 | 400[4]台 |
最寄駅 | 新宿駅 |
外部リンク | https://www.subnade.co.jp/ |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町一丁目2番2号[2] |
設立 | 1968年(昭和43年)5月[2] |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 9011101009846 |
事業内容 |
地下駐車場、公共地下道および地下商店街の建設ならびに管理 店舗の賃貸 飲食店の経営および物品販売 前各号に関連する一切の業務[2] |
代表者 | 代表取締役社長 広畑義久[2] |
資本金 | 36億円[5] |
発行済株式総数 | 270万株 |
売上高 |
20億500万円 (2024年3月期)[6] |
営業利益 |
2億1,100万円 (2024年3月期)[6] |
経常利益 |
2億3,000万円 (2024年3月期)[6] |
純利益 |
1億500万円 (2024年3月期)[6] |
総資産 |
89億8,000万円 (2024年3月期)[6] |
従業員数 | 40人 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 三越伊勢丹ホールディングス 33.3%[5] |
外部リンク | https://www.subnade.co.jp/ |
新宿区歌舞伎町一丁目から新宿三丁目に位置し、地下1階がショッピングモール、地下2階が駐車場で構成される。住所は専用の街区符号として「サブナード1号」が割り当てられており[9]、靖国通り地下が新宿区歌舞伎町一丁目サブナード1号、モア4番街地下が新宿区新宿三丁目サブナード1号となっている。
概要
編集80店以上のテナントが出店する[3]、新宿最大級の地下ショッピング街である[9]。
建物構造は鉄筋コンクリート造、地下2階建[2]。地下1階で地上ビル12棟、地下2階で5棟と接続する[2]。建物総面積は38,449.47平方メートル(うち公共通路として10,078.18平方メートル、店舗として7,378.35平方メートル、地下駐車場として14,951.93平方メートル、その他機械室など6,041,01平方メートル)[2]。
西武鉄道の西武新宿線西武新宿駅や、メトロプロムナード(新宿駅から新宿三丁目駅までの地下通路)と直結している[10][11]。メトロプロムナードを経由して新宿駅西口へ出ることができ、新宿駅西口地下広場にかつて存在した地下街「メトロ食堂街」にも連絡していた。なお、新宿サブナード開業後に開通した都営地下鉄大江戸線の新宿西口駅とは連絡していない。
戦後、新宿が繁華街として急速に復興を遂げたことから、歩車分離による立体的な交通整理を目的に、1973年(昭和48年)9月15日に地下街として開業[1]した。
2023年(令和5年)9月には開業50周年を迎え、初の全館リニューアルを実施し、同年10月末まで「50周年記念祭」を開催した[1]。2023年のリニューアルでは、太陽光のような光が天窓から降り注ぐ「サンデッキ広場」をはじめ、緑あふれる天井デザインや休憩スペースなどを新設[1]。利用者の多様なニーズに対応するため多目的トイレなども設置し、新規に7店舗が出店した[1]。
東京メトロ副都心線の開業を受け、副都心線新宿三丁目駅方面、甲州街道直下まで新宿サブナードを延伸することを、新宿区を事業主体として協議中である。[要出典]
接続する主な施設
編集沿革
編集- 1967年(昭和42年)12月 - 東京都市計画駐車場第34号歌舞伎町駐車場として都市計画決定される。
- 1968年(昭和43年)
- 1973年(昭和48年)9月15日 - 靖国通りの地下部分の公共地下道・公共地下駐車場・地下商店街が竣工し、営業を開始。
- 1975年(昭和50年)10月 - 柳通りおよび西武新宿駅前通りの地下部分の公共地下道・公共地下駐車場・地下商店街が竣工し、営業を開始。
- 1977年(昭和52年)3月 - 西武新宿駅ビル「PePe」および新宿プリンスホテル開業に伴い、連絡通路併用開始。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 新宿サブナード株式会社へ商号変更。
- 2023年(令和5年)9月 - 開業50周年を記念して初の全館リニューアルを実施、「50周年記念祭」を開催(同年10月末まで)[1]。
店舗
編集店舗は大きく分けて、カフェ・レストランなどの飲食店と、ファッション・化粧品、ドラッグストア、100円ショップなどの物販店が出店し、空き店舗を活用したアンテナショップの出店もみられる[10][11]。
営業時間は、ショッピング街は午前10時30分から午後9時まで、レストラン街は午前11時から午後10時まで[10](レストラン街は一部店舗で開店時間やラストオーダー時間が異なる)。
主なテナント
編集テナントの分類および順序は、公式サイト「フロアガイド[11]」に準拠(五十音順)。
- カフェ・レストラン
- カフェ・ハイチ - ハイチ料理店。ハイチ風ドライカレーとハイチ産コーヒーをメインメニューとする新宿の老舗店[注釈 1]。
- カフェ・ベローチェ
- サーティワンアイスクリーム
- スターバックスコーヒー
- ドトールコーヒーショップ
- とんかつ和幸
- ぼてぢゅう
- 洋麺屋五右衛門
ほか
- ショップ
- アクシーズファム
- アエナ
- 伊勢志摩マルシェ - 三重県のアンテナショップ。
- オグラ眼鏡店
- ガチャガチャの森 - カプセルトイ専門店。2023年リニューアルで新規出店[1]。
- QBハウス
- コクミンドラッグ
- ジュエリーツツミ
- JINS
- 鈴乃屋・鈴乃屋レンタルブティック
- ダイソー
- ハニーズ
- ヒビヤカダンスタイル
- 北海道どさんこプラザ - 北海道のアンテナショップ。2023年リニューアルで新規出店、新宿エリアでは初出店[1]。
- 楽天モバイル
- リーガルシューズ
- ロペピクニック
ほか
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h “新宿サブナードが開業50周年 初の全館リニューアル”. 新宿経済新聞 (2023年9月13日). 2023年10月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 会社概要 新宿サブナード株式会社
- ^ a b ショップ・レストラン検索 新宿サブナード株式会社
- ^ 駐車場をご利用の方
- ^ a b c 「関係会社の状況」『株式会社三越伊勢丹ホールディングス有価証券報告書 第15期』三越伊勢丹ホールディングス
- ^ a b c d e 新宿サブナード株式会社 第56期決算公告
- ^ 新宿モア4番街(道路を活用したオープンカフェ) 新宿区、2014年12月24日、2025年2月6日閲覧。
- ^ 新宿サブナード 新宿サブナード株式会社
- ^ a b c 新宿サブナード 一般社団法人 新宿観光振興協会
- ^ a b c フロアガイド 新宿サブナード株式会社
- ^ a b c 新宿サブナード FLOOR GUIDE 新宿サブナード株式会社
- ^ 【閉店】カフェ・ハイチ新宿本店 食べログ
- ^ カフェ・ハイチ新宿センタービル店 食べログ
- ^ カフェ・ハイチ新宿二号店 食べログ
- ^ カフェハイチ四谷店 食べログ
関連項目
編集外部リンク
編集- 新宿サブナード株式会社
- 新宿サブナード【公式】 (@shinjukusubnade) - X(旧Twitter)