新大井駅
新大井駅(しんおおいえき)は、かつて岐阜県恵那郡大井町島田(現・恵那市大井町)にあった北恵那鉄道(現・北恵那交通)大井線の駅(廃駅)である。
新大井駅 | |
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しんおおい Shin-Ōi | |
(1.5 km) 金竜温泉► | |
所在地 | 岐阜県恵那郡大井町島田(現・恵那市大井町) |
所属事業者 | 北恵那鉄道 |
所属路線 | 大井線 |
キロ程 | 0.0 km(新大井起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)12月3日 |
廃止年月日 | 1934年(昭和9年)9月15日 |
歴史
編集当駅の前身は、大井ダム建設に伴う資材運搬用に敷設された大同電力(現・関西電力)専用鉄道であり[1]、大井ダム完成後に北恵那鉄道が大同電力より譲り受けた路線にて旅客運輸営業を行うにあたり始発駅および起点駅として設置された。なお、大同電力専用鉄道時代の起点駅は国鉄中央本線・明知線の大井駅(現・恵那駅)であった。
年表
編集駅構造
編集当時の駅構造は不明。中央本線とともに築堤上に設置されていた。
駅周辺
編集阿木川左岸沿いに位置しており、大井駅(現・恵那駅)は阿木川の対岸にあった。
- 東海神栄電子工業電子回路センター
- 中山理研メタル事業部
- 中央自動車道
駅跡
編集二軒屋信号場 - 恵那駅間の中央本線(中央西線)複線化工事(1968年(昭和43年)8月3日完成)に伴い、当駅跡地は下り線の路盤に変わっている。
隣の駅
編集- 北恵那鉄道
- 大井線
- 新大井駅 - 金竜温泉駅
脚注
編集- ^ 7.大井ダムの建設|ダムの書誌あれこれ(68)〜桃山発電所、読書第1発電所、賤母発電所、落合ダム、大井ダム、読書ダム〜 - ダム便覧(日本ダム協会)
- ^ 「専用鉄道ヲ地方鉄道ニ変更」『官報』1928年11月12日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1928年12月10日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「鉄道運輸営業廃止実施」『官報』1934年9月25日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
関連項目
編集外部リンク
編集- 1948年5月21日米軍撮影の空中写真 - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)
- 写真中央からやや左に、中央本線に沿って当駅跡地と路線跡が見える。