新井淑則
日本の教師
新井 淑則(あらい よしのり、1961年[1] - 2023年7月5日)は、日本の教師。ノーマライゼーション・教育ネットワーク代表。
あらい よしのり 新井 淑則 | |
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生誕 |
1961年![]() |
死没 | (61歳) |
出身校 | 中央大学文学部卒業 |
職業 | 教師 |
肩書き | 教師 |
配偶者 | 既婚 |
来歴
編集1984年に中央大学文学部卒業後、東秩父中学校の国語教師となる[2]。
1985年、埼玉県秩父市立秩父第一中学校に異動[2]。
1987年、埼玉県横瀬町立横瀬中学校に異動し[2]、3年生の担任とサッカー部顧問を務める[2]。
1990年、埼玉県立秩父特別支援学校に異動[2]。
1993年、左目にも網膜剥離を発症し、半年間に6回もの手術を受けるも全盲となる[2]。国立障害者リハビリテーションセンターや埼玉県総合リハビリテーションセンターでリハビリを行いながら[2]、アイメイト協会で盲導犬取得のための訓練を受ける[2]。
1998年、復職願いを提出。3年間の休職後、特別支援学校の教師として復帰。[要出典]
2008年、埼玉県秩父郡長瀞町立長瀞中学校に転任[1]。2014年、全国で初めて普通学校における全盲のクラス担任となる[2]。2016年、埼玉県秩父郡皆野町立皆野中学校に転任[1]。
2022年、定年退職を迎える様子がNHKで報道された[3]。
2023年7月5日、がんのため死去[4]。61歳没。
メディア
編集著書
編集脚注
編集- ^ a b c d “新井 淑則 先生|プロフィール|世界一受けたい授業”. www.ntv.co.jp. 日本テレビ. 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “新井淑則 / 中学校教師 全盲の教師が挑む新たな戦い”. オカムラ. 2022年10月30日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “全盲の中学教師 最後の授業で伝えたこと - 記事 | NHK ハートネット”. NHK福祉情報サイト ハートネット. 2022年10月30日閲覧。
- ^ “心はいつもバリアフリー…「全盲の教師」新井淑則さん死去 教員仲間ら、遺志継ぎ交流広場「リルの家」開設へ”. 埼玉新聞 (2023年8月9日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ “全盲の中学教師、コロナで困難の連続も「見えないから、見えてくるものがあるはず」”. マイナビニュース (2021年6月5日). 2021年6月5日閲覧。
- ^ “加藤シゲアキさん、全盲の「ヨシノリ先生」と対談”. 朝日新聞デジタル (2016年8月27日). 2021年6月5日閲覧。
関連項目
編集- 盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜 - NTVによるドラマ化