新井寺
千葉県市川市にある曹洞宗の寺院
新井寺 | |
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所在地 | 千葉県市川市新井1-9-1 |
位置 | 北緯35度40分32.5秒 東経139度53分35.4秒 / 北緯35.675694度 東経139.893167度 |
山号 | 秋葉山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 元和2年(1616年) |
開山 | 能山鷹藝 |
札所等 | 行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所27番札所 |
公式サイト | 秋葉山新井寺 |
法人番号 | 4040005004138 |
歴史
編集1616年(元和2年)、能山鷹藝によって開山された。能山鷹藝は、ここで真水の井戸を掘り当てたことから、この地は「新井村」と呼ばれるようになり、寺も「新井寺」と名付けられた[1]。
第4世住職慈潭珠悦は、遠江国(現・静岡県)の秋葉総本殿可睡斎から秋葉三尺坊大権現の分霊を勧請し「御眞殿」に祀った。また慈潭珠悦は衆生を救うべく、海岸にあった貝殻に般若心経や法華経を書写し、それらを埋めて塚を作り、その上で坐禅を組み、生きながら火定(入定)した。その塚は「御経塚」と呼ばれ現存している(市川市新井3-16-1)[1]。
なお、1917年(大正6年)の高潮で、建物ごと流出したため、古文書とか伝来の寺宝などは残っていない[2]。
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御眞殿
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御経塚
交通アクセス
編集- 浦安駅より徒歩20分。
脚注
編集参考文献
編集- 流山市立博物館友の会 編『楽しい東葛寺社事典(東葛流山研究第34号)』崙書房、2016年