新アンタッチャブル/カポネの逆襲
『新アンタッチャブル/カポネの逆襲』(The Revenge of Al Capone,Capone Behind Bars[1])は、1989年のアメリカ合衆国の犯罪テレビ映画。キース・キャラダイン主演。日本でテレビ放送された際は『新アンタッチャブル/カポネ・暗黒街の抗争』と改題された。
新アンタッチャブル/カポネの逆襲 | |
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The Revenge of Al Capone Capone Behind Bars | |
監督 | マイケル・プレスマン |
脚本 | トレイシー・キーナン・ウィン |
製作 | ヴィッキー・ニエミ |
製作総指揮 |
ジョン・レヴォフ ロバート・ラヴェンハイム |
出演者 |
キース・キャラダイン レイ・シャーキー |
音楽 | クレイグ・セイファン |
撮影 | ティム・サーステッド |
編集 | ジェフ・フリーマン |
製作会社 |
リバー・シティ・プロダクションズ ユニティ・プロダクションズ |
配給 | NBC |
公開 | 1989年2月26日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
ストーリー
編集1947年のマイアミ、すっかり衰えた余命わずかのアル・カポネに面会した捜査官のマイケル・ロークは、彼から刑務所に入れられる前の時代について話を聞かされる。
1932年、自宅でパーティーを開いていた保釈中のカポネの元に、彼に両親を殺されたロークが捜索にやって来た。ロークはカポネを刑務所に連れ戻すために来たと伝え、強制的に彼を捕らえようとする。カポネは保釈期間中のため捜索は違法だと言うが、そんな彼にロークが保釈は却下されたと書類を見せて捜索の正当性を示す。それでも刑務所に入れられたくないカポネは、判事や弁護士にどうにかするよう命令するが、彼らにも対処できないと知ると観念したように連行に応じる。だがそれは見せかけで、カポネは密かにロークとその家族を殺し屋に始末させるよう部下に命令していた。カポネを刑務所に入れた後帰宅したロークは、妻にカポネの逮捕という大仕事が終わったことを伝え、これで怯えるものはなくなったと安心させる。一方刑務所では、カポネが鉄格子から記者の取材を受けて無罪を主張していた。その夜、クリスマスを家族と祝っていたロークの家の前で、カポネに雇われた殺し屋たちが彼らを始末する機会を伺っていた。真夜中に子供たちへのプレゼントをセットしていたロークの前に、家に侵入してきた殺し屋たちが現れ彼を殺そうとしてくる。ロークは格闘の末に、殺し屋たちを追い払うことができたが、再び家族に危害を加えられることを心配した彼は、翌日捜査を辞めたいと上司に伝える。だが有能なロークを辞めさせたくない上司は、住居を誰も知らない場所に移した上に、さらに24時間の警護もつけることを約束し、捜査を続けて特捜班のエリオット・ネスに協力して欲しいと頼み込む。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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マイケル・ローク | キース・キャラダイン | 江原正士 |
アル・カポネ | レイ・シャーキー | 銀河万丈 |
ジェニー | デブラ・ファレンティノ | 沢海陽子 |
アレックス・コナーズ | チャールズ・ヘイド | |
エリザベス | ジェイン・アトキンソン | |
ダッチ・シュルツ | ニール・グレイ・ジュントーリ | |
エリオット・ネス | スコット・ポーリン | |
フランク・ニッティ | アラン・ローゼンバーグ | |
ジョン・エドガー・フーヴァー | ジョーダン・チャーニー |
スタッフ
編集- 監督:マイケル・プレスマン
- 脚本:トレイシー・キーナン・ウィン
- 製作:ヴィッキー・ニエミ
- 製作総指揮:ジョン・レヴォフ、ロバート・ラヴェンハイム
- 撮影監督:ティム・サーステッド
- プロダクションデザイナー:スティーヴン・ストアー
- 編集:ジェフ・フリーマン
- 衣裳デザイン:ハイジ・カッツェンスキー
- 音楽:クレイグ・セイファン
- 協力:マイケル・グラハム
- 吹替翻訳:安西敏
- 吹替演出:福永莞爾
- 吹替調整:長井利親
- 吹替効果:VOX
- 吹替製作:テレビ東京、スケアクロウ
- 吹替プロデューサー:柳川雅彦
参考文献
編集- ^ “新アンタッチャブル/カポネの逆襲”. allcinema. May 17, 2014閲覧。