斜影」(しゃえい)は、日本の箏演奏家、作曲家の沢井比河流が作曲した箏曲の独奏曲である。

第14回文化庁舞台芸術創作奨励賞グランプリ受賞作品であり、1991年沢井比河流の箏曲としての処女作。プログレッシブロック・メタルの音階・要素を取り入れ、コンクール等でも良く演奏され、若者を中心に人気が高い。

曲の特徴

編集
  • 第1楽章は忍び寄る影、カッティングというギターの手法を用い、
  • 第2楽章は影が色々な方向に伸びている様子、
  • 第3楽章はメタルでは「マシンガンビート」と呼ばれるリズムを取り、迷いながらも強烈に前に進む様子が描かれている。

収録アルバム

編集
  • 斜影
    • 沢井比河流 二枚目 (2007年12月27日)、B000Y1GC52)
  • 斜影(琴・三味線二重奏編曲)

参考文献

編集
  • 沢井忠夫『鳥のように』文芸社、2000年。 

関連項目

編集