敦賀まつり
敦賀まつり(つるがまつり)は、福井県敦賀市で開催される祭事であり、市内中心部である敦賀駅前商店街[注 1]で行われる敦賀の大型イベントの1つである。「けいさん祭り」とも呼ばれる。
なお、けいさん とは気比神宮のことを指す。この祭りは気比神宮の秋季例大祭であるが、いまでは敦賀市民の祭りであると認知されている。
概要
編集毎年9月のはじめに行われる祭りであり、県内はもとより県外からも多くの人々が訪れる。カーニバル・踊り・伝統行事などが催される[1][2][3]。
商店街のアーケードの軒下には所狭しと屋台や商店が並べられ、さまざまな食べ物やおもちゃが売られる。また、気比神宮内にも屋台や商店、そしてお化け屋敷などの見世物が設置される。なお、この祭りは敦賀市民にとっては夏の終わりを知らせる風物詩となっている。
市内の小学校や中学校では夏休みが終わったあとにこの祭りが開催されるが、小学生と中学生はこの祭りに参加する関係で休校となる日がある。なお、祭りのピーク時は普段では考えられないほどの人が集中するのでアーケード街は人で埋め尽くされる。特に、気比神宮の入り口ではこれが顕著となる。
まつり会期
編集→詳細は「氣比神宮 § 例祭」を参照
会場
編集敦賀駅前の各商店街(本町一丁目・本町二丁目・神楽町一丁目・相生の全域と駅前の一部)および気比神宮交差点の東側と神楽町二丁目の一部[4]。
催し
編集会期中は商店街などの道路を封鎖し[4]、下記の各イベントが行われる[1]。なお、雨天の場合は一部のイベントが中止となる[3]。
バスの運行
編集祭りの期間中も運行されるが、交通規制により迂回運行となる時間帯があるため(同時間帯は)気比神宮付近の各停留所で乗降りすることが出来ない[5]。このため、同神宮付近を経由する一部路線は臨時停留所が設けられる[5]。
その他
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “2019敦賀まつり折込チラシ” (PDF). 氣比神宮例祭 敦賀まつり (2019年). 2022年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月30日閲覧。
- ^ “令和5年度 敦賀まつり 事業実施日程” (PDF). 敦賀まつり振興協議会 事務局. 2023年7月30日閲覧。
- ^ a b “敦賀まつりが開催されました”. 敦賀市 (2019年9月5日). 2022年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月27日閲覧。
- ^ a b “会場案内(会場図及び交通規制図)”. 敦賀まつり振興協議会 事務局 (2019年). 2022年9月27日閲覧。
- ^ a b “敦賀まつり交通規制図 9月4日(月) 〜18時00分” (PDF). 氣比神宮例祭・敦賀まつり (2016年). 2022年7月20日閲覧。
- ^ “令和5年度「敦賀まつり」の開催が決定しました!”. 敦賀市. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月30日閲覧。
- ^ 「敦賀まつり、コロナで3年連続中止 福井県敦賀市の秋の風物詩、振興協議会が発表」『福井新聞 ONLINE』2022年6月21日。オリジナルの2022年9月30日時点におけるアーカイブ。2023年7月30日閲覧。
- ^ “「敦賀まつり」(令和4年度開催中止)について”. KURAS TSURUGA. 敦賀市企画政策部ふるさと創生課. 2023年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月30日閲覧。
- ^ “敦賀まつり中止も…多彩催し盛況 気比神宮周辺、縁日遊びやライブも”. 福井県「若狭湾観光連盟」公式サイト. 若狭湾観光連盟 (2022年9月5日). 2022年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月30日閲覧。
- ^ “街角スケッチ にぎわいイベントが同時開催!” (PDF). 広報つるが 令和4年10月号. 敦賀市. p. 23 (2022年9月13日). 2022年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月30日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 氣比神宮例祭 敦賀まつり - 敦賀まつり振興協議会 事務局
- 氣比神宮例大祭・敦賀まつり - 敦賀観光協会