教誓寺
大阪府茨木市安元にある真宗大谷派の寺院
教誓寺(きょうせいじ)は、大阪府茨木市安元にある真宗大谷派の寺院。山号は、安元山(あんげんざん)。本尊は、阿弥陀如来。
教誓寺 | |
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所在地 | 大阪府茨木市大字安元92 |
位置 | 北緯34度53分32.8秒 東経135度32分46.7秒 / 北緯34.892444度 東経135.546306度座標: 北緯34度53分32.8秒 東経135度32分46.7秒 / 北緯34.892444度 東経135.546306度 |
山号 | 安元山 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 真宗大谷派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
中興年 | 1817年(文化14年) |
中興 | 僧侶信明 |
法人番号 | 7120905000019 |
歴史
編集創建年不詳。1817年(文化14年)、鹿波(石川県)の妙覚寺僧侶・信明が入山し、中興となり再建。1841年(天保12年)本山の許可を得て、本尊及び親鸞聖人絵像他三幅を拝受し寺院となる。1928年(昭和3年)罹災し、1932年(昭和7年)、門徒の協力により再建[1]。
住職
編集かつては忍頂寺の末寺で無住職寺であったが、江戸時代に能登出身の人物が大谷派寺院として再興して第一世住職となった[2]。第四世住職に藤波大喜、その子・藤波大円が第五世住職に、その弟の藤波大超が第六世となった[2]。大超(1894-1993)は茨木の千提寺地区が隠れキリシタンの里であることを発見した郷土史家でもあり、茨木市立キリシタン遺物史料館の初代館長を務めた[2]。
所在地・アクセス
編集出典
編集- ^ 加藤秀治『癒し散策 茨木の寺院』清風堂書店出版部、2009年。
- ^ a b c 昭和前期の仏教界とタイ 藤波大圓と山本快龍の視察大澤広嗣、泰国日本人納骨堂建立八十周年記念誌(高野山真言宗タイ国開教留学僧の会編・刊)2017年11月
関連項目
編集寺院周辺
- 飯原神社
- 安元地区常設老人集会所
- 法林寺
- 皇大神宮
- 竜仙峡
- 忍頂寺寿命院・八所神社
- 茨木市立忍頂寺小学校