教導立志基

小林清親らによるの版画シリーズ

教導立志基(きょうどうりっしのもとい)は、歴史的人物の故事を描いた明治時代の浮世絵の揃物(連作)。明治政府が打ち出した教化方針のもとに制作された教訓絵で、古代から近代までのさまざまな偉業を成した人物が描かれた[1]。刊行は明治16年(1883年)から明治22年(1899年)。絵師は小林清親水野年方大蘇芳年(月岡芳年)、楊洲周延豊原国周蜂須賀国明(2代目歌川国明)、井上探景(井上安治)。版元は松木平吉。全53図。

教導立志基(明治21年版)目録、絵師6名による全50図揃い

作品

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小林清親

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大蘇芳年

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水野年方

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井上探景

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楊洲周延

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豊原国周

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蜂須賀国明

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出典

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  1. ^ 教導立志基 名和長年刀剣ワールド浮世絵7
  2. ^ 田中鶴吉結城大佑、三田評論、慶應義塾、2021.6.28