推手

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推手太極拳などの中国武術における練習方法の一つ。

相対した二人がお互いの腕を触れ合わせつつ2カウント・4カウント・それ以上の長さの決められた動作を繰り返して行い、套路の正しさ(姿勢の崩れ、肩肘の沈み具合、放鬆の程度、掤勁の有無など)[1]・相手と適切な接触を保つ技術(粘連黏随)・相手を感じる能力(聴勁)など太極拳としての要求をより高いレベルで満たすことができること(=撞勁・神明)を目指す。[2]

以下はこれに由来するものである。

  • 推手 (格闘技)
    • 競技形式で行われる太極拳の推手。ルールの一例として「足裏以外を地面に着ける」「場外に押し出す」をポイントとするものがある。
  • 推手 (武道/武術)
    • 太極拳以外の中国武術でも、組手スパーリング等よりも安全性を重視した練習方法・競技を「推手」「推手ルール」と呼ぶ場合がある。

参考文献(出典)

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  • 劉慶洲(著)・BABジャパン(監訳)『達人・劉慶洲老師が基礎から教える太極推手入門』BABジャパン、東京、2013年。ISBN 9784862207791 
  • 郭福厚(指導・出演)・BABジャパン出版局(監訳) (2000). 推手鍛錬秘訣 第1巻(DVD). BABジャパン出版局. ISBN 978-4894227804 
  • 郭福厚(指導・出演)・BABジャパン出版局(監訳) (2000). 推手鍛錬秘訣 第2巻(DVD). BABジャパン出版局. ISBN 978-4894227811 
  • 郭福厚(指導・出演)・BABジャパン出版局(監訳) (2000). 推手鍛錬秘訣 第3巻(DVD). BABジャパン出版局. ISBN 978-4894227828 

書籍・DVD情報

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外部リンク

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脚注

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  1. ^ 達人・劉慶洲老師が基礎から教える太極推手入門のp3より抜粋
  2. ^ 推手鍛錬秘訣 第1巻(DVD)の導入部より抜粋