掛かり稽古(かかりげいこ)とは、剣道や柔道などにおいての稽古法。本項では、剣道における掛かり稽古の説明をする。
主に次のようなやり方で行う。
- 元立ちと掛かり手二人一組になる。
- 名のとおり掛かり手が元立ちに掛かっていく。
15秒~1分程度の時間内で主に『気』を重視し、絶え間なく激しく当たっていく。[1]
打ち込み稽古や地稽古との相違点を簡単に説明しておく。
- 打ち込み稽古
- 元立ち(主に上級者)が隙を作り、掛かり手(下級者)がそれに合わせて適当な技を行う。[2]
- 掛かり稽古
- 掛かり手が一方的に攻める。元立ちはあまり隙を作らない。[2]
- 地稽古
- ^ 全日本剣道連盟の平成15年度前期昇段審査会学科問題『掛かり稽古の心掛けと効果を各々箇条書きに三つ以上記せ』の解答例
- ^ a b 全日本剣道連盟昇段審査会学科問題『打ち込み稽古」と「かかり稽古」の違いについて述べなさい。』解答例